2005年11月 11月1日… ありす、勘違い。 ありすのサークル内に、なんとなく冬支度…と、木の箱を入れる。以前、子育て用として使用してた巣箱だ。 とりあえず洗って干して、保管してあったもの。その箱に、3割程崩壊してる藁トンネルをまんま入れて、翌日… サークルを覗くと藁トンネルは全壊しており、おまけに白いものが見える… げ、ありすの毛や…。 !? 箱に赤子の匂いが残っていたのか、もしくは、見覚えあるその物体(箱)で記憶がよみがえったか、 ありすは、「私妊娠してんやわ、子供産まれるんやわ」と勘違いし?藁トンネル全壊、自らの毛も少量足して、準備しはった? う、…かわいそう(涙 冬の寒さをしのぐため、暖の取れそな場所を、用意してあげたかっただけなのに… しかし、「これありすのベッドやからな、ここは寝るところやで、子育てちゃうからな」等々、 さんざ、伝えて様子見した結果、3日も続くことなく、よみがえりは終幕。 ************************************************** 11月4日、6日… スクービー荒いわぁ〜。 スクービー部屋解禁タイム、ばら撒かれ状態に落ちてる糞を拾いもっては、部屋へ設置している、誰も使用してくれないトイレへ放り込む。 いつもの作業をしていたら、スクービーがトイレを執拗にクンクン嗅いできた。「何も入ってへんで、何もあらへんあらへん」と、 邪魔になるスクービーの頭を手でやんわり避けようと動かしたら、その瞬間「ガブリ!」 ぎょ、「痛いやんか!!!」と 叫ぶ私の怒りに合わせて、スクービーもなんと立ち向かってきた!ジーパンに噛み付いてぶら下がるしまつ。 思わず恐怖におののいてしまったが、ここで負けてはいけないと、喧嘩を買った。 なんて事はせず、怒り&冷めた目つきで思いっきり睨んで、冷えさせることでその場を終わらせた。 ************************************************** 11月12日… ひめ、ウサんぽでパニック危機一髪。 バニファさんのセールで、前から目をつけていた可愛いリードを購入。ウサライフ初期に購入してたものとでリードが2つになったので ひめ、ムスティ、友達と私、計4人で夢のウサんぽへGOGO!前もって何度も車で下見してた、近場の公園へ、 犬の散歩にかち合う確率の少ない真昼間を狙って出かけた。 そして、まず1件目の事件。車にウサを乗せる際は、運転席私(もちろんか)助手席にウサ、座席シートのお尻ら辺に、 ミニクッションを置いてキャリーが傾くのを防いで、キャリーごとシートベルトで締める。 なので、この場合は、後ろに友達と(友達お気に入りの)ひめに乗ってもらった。 後部座席の事はもう友達に任せて、テンション高めのドライブ(言うほどの距離でもない)GOGO! そして事件勃発。公園付近の車線なしのT字交差点で思わず急ブレーキを踏んでしまった私。 次の瞬間!ゴロン!ぼてん!バサン!後部座席に安定感ありげに乗車していたひめキャリーがひっくり返って落ちてしまったのだ。 側にいた友達が即座に対処。ひめ「何事?何事?」 人間「何もない、何もなかったよ」と、 事無きを終えたが、やはり後ろでもシートベルトはいるかいなぁ〜。 そして公園について、1人につき1匹で、ウサんぽ開始。ここで2件目の事件。 まず、2匹同時に出した時点で、ひめがムスティにマウント。 (マウント=上下関係で私が俺が上なんや!って意味で、誰でもマウントしよる。 交尾のスタイル、頭だろうが、お尻だろうが、相手を捕まえて腰振るって事です) ムスティを救出し、若干距離をあけて遊ばせる事に。ひめは早速わっさわっさと散策開始。 なんとなく「散歩」をしてる風だったのだが、ムスティは…かなりへっぴり腰でむんにょ、むんにょ、 って進んでるんだか動いてるだけなんだか、ってな散歩。 ほどなく、私の眼中に犬の散歩風景が飛び込んできた。距離はあったが、危機回避!と 早くの判断でムスティを囲おうと、囲おうとしたら、パニパニパニパニパニ!!!!! リードを短く持ち直し、なんとか補定して膝上に確保。…びっくりしたぁ…。 ムスティは怖がりさんの気があるから、と、散歩と言う動きは半ば諦めて、日向ぼっこに変更。 ほどなくして、今度はひめの様子が…。リードを持つ友達の周りをぐるんぐるんと旋回しはじめ、 それが次第にスピードアップしてく…ん?いやな予感を味わう間もなく、パニパニパニパニパニ!! ムスティどころではなく、本気でやばいくらいの暴れ様、パニクリ様、リードのついてるベストから 腕が、足が抜けかけてる?! き・け・ん!こんな所ではぐれてしもたら、絶対生きて元には戻らない! ムスティをキャリーに戻し、ヘルプに向かおうと振り向いた瞬間、…さすが友達… ひめの手と足をしっかり捕らえて胸の前で抱っこして、こちらに戻ってきた…。 ヒンヒン興奮冷めやらぬひめだったが、キャリーに戻され、何とか大事故に至らず済んだ。 友達は室内犬を2匹も飼っているので、何かが起きても対処できるだろうと、密かに思ってたのだが、 実際、こんな大々的なパニックが友達側で起こるとは思ってもなかった。 本当に大事に至らなくて、本当に本当に良かった。 私もとい、友達にしてみたら、自分でなく、友達のウサギと言うことで、最大級に緊張したと…。本当にありがとうございました(涙 そんな恐怖に懲りず!? この飼い主、翌日はありすを連れて同じ公園へ。 しかし、昨日と同じ過ちは繰り返すまいと…。キャリーごと公園へ侵入、キャリーから出して、まずは、膝の上で日向ぼっこ、 しばしして、周りに興味津々なってったら、少しだけ歩かせてみる。 が、その「散歩」が勢いづいてきそうになったら、散歩終了ぉ〜。キャリーに戻して帰路へ。 これはウサギにとって、ひどいひどい仕打ちかも?! しかし、パニックを起こした際、絶対に絶対に 捕獲せねば、… … 。 できなかった。では済まされない事態になる。 これを踏まえて、我が家のウサんぽ対策。(っちゅうか、半ば、もう諦めてたりするので思案中。) まず、リードはぶさいくな容姿になる事を気にせず、きっちりきっかりしっかり締める! 両手が塞がる事がないように、絶対斜め掛けカバン。に、おやつとか入れとく。と共に、 少し大きめの布を用意する。パニった際、咄嗟に被せて「隠れれた」と言う安心感を与える。 (でも、それがトラウマになる可能性もあり、この案は賛否両論。) ケージの上部分、柵(網)部分を持参する。咄嗟の時に布でなく、それをかっぽり被せる。 ま、そんな対策を考えてたら、諦めがちになってたりしてぇ…。 ホント、“夢の”ウサんぽだわ。 ************************************************** 11月26日… ありす、“ふさ”を食べまくる。 冬支度をし始めて、毛布だの何だのってのを、皆さんのケージに被せ始めたこの頃…。 直接被せると、必ず「食べる」奴ぁ〜おるわなぁ。ってんで、口に触れない距離を保ちつつ、なんとか、“被せる”をやってのけた。 が…。適当な毛布がそんなたくさんあるでもなし、コタツ布団の掛け毛布(?)みたいなんも使用。 それは、四方八方が毛糸のフサ状になっていて、とくに注意必要だなと思っていたのに… 口は届かなくても、サークルからは手が出るので、掘り掘りして手繰り寄せて、やってまいよった。 スクービー&シャギーケージの上から垂れるように、ありすサークル裏に、下りてきてたこの毛布、取り出せないようにと、 ベニヤ板で防いでいたのだが、ベニヤの丈が短かった…。 引っ張り出して、このザマだ。ぎゃぎゃぎゃ。どれくらい食べたんだろう…。ほっとんど下には落ちていない=ほとんど完食☆ これは危険ってんで、見本フサを数本持って、ありすと共に病院へ。特に他にも症状が出てたわけではないのだが、念のため。である。 ちなみに、ありすは、我が家へ来るまで病院経験はなく、外出もほとんど経験なし、出る時は、かなり世話のやけるウサ子である。 しかし、この日は何なんだ?ってくらいハイパーリラックスモードで、病院へ着いてからも、興味津々に 動きまくるし、診察時も(ついでに健診してもらったのだが)「ウサギにしたら珍しいぐらい心拍数低いですねぇ」と先生に言われるほど、 “ザ・落ち着いてますワタクシ”状態だった。「あぁ〜、やっと、病院って、先生ってのに慣れてくれたのかなぁ〜」と安心したのも束の間、 帰宅後、様子が変わり、珍しくペレットを残し!糞だって、恐ろしく仁丹級に小さいのが出とるがな! ぎょぎょぎょ、しばらく様子見ましょうって事だったので、その様子見の数日(2日ほどだったかな)は本気で心配満開の日々でした。 数日後、まともな黄金糞が出た時にゃ、見た日にゃ、拾った日にゃ、大層喜んださ飼い主♪ お墨付きのリラックスもらったくせに、実は、そんなに“ストレス”になっとったんかいな!んも…。 小ネタ。 彼らの主治医はなかなか緊迫感が感じられないお人である。 それは、飼い主である私が、神妙な面持ちで現れるから安心させるためなのだろうか… 今回も「まぁタオルを丸呑みする子もいますからねぇ〜」(&スマイル) って言うてはった。 それ確かに聞いたことある話ですが、飼い主自殺級もん凹むの事件でしょ?! あってはならん!怖い怖い(涙 …そこでふと思い出した出来事が… ありすが来た当初、ウサ飼育本は山ほど読んでたので、上記のような例も耳にしたことがあったのだが、 ある日、洗濯で上がってきてるはずのお気に入りのブラウスが、どこをどう探しても見つからない事があった。…もしや… 「ありす食べた?」いや、不用意にブラウスをサークル側にほっちらかすなんてありえない行動なのだが、 飼い主は他ならぬ「私」だ。何があっても「おかしくない」現実だ。ってんで、色々想像した後、捜査を開始した。 ボタンまで食べきれる事はないやろう、かけらでも落ちてるはず!っちゅうか、どれくらいの時間で 食べきれるもんなんやろう…、等々、思考しながら、くまなくサークル内をチェックチェック。 証拠が何も見つからなかったので、尋問しかないと。 「ありす…ホンマに食べてない?ホンマにホンマに食べてないか? ん〜、食欲はあるなぁ。糞もエエのん出てるなぁ。でも、ほんならどこにあるんや?」 …ちぇ。黙秘権かよ…。(ま、当たり前だが?)心のどこかで、犯人はありすではない。と信じる気持ちもあったので、 早々に捜査は打ち切られました。 そして…、はい。ブラウス、しばしして、隣の部屋から出てきました。 冤罪は怖いねぇ〜。これからは注意しようと思いました。疑ってごめんね、ありすちゃん。 |