2006年3月

 3月5日… 爪切りを試みる。
  3月3日から5日にかけて爪切りにトライしてみた。
  7匹もいるのだ。毎度毎度お世話んなるより、せめて半分は自分で負担。経費削減。と、まずはありすでお試し。
         
  部屋は、彼らにとっても「安心エリア」なんで、暴れまくって危ないので、カゴ(100均デカトレー)に乗せ、
  階下へ移動。膝の上で「ひっくり返す」をやってみるが、なかなかうまくひっくり返らず、仕方なしに抱え込む方法で。
         
  テーブルの上にありすを配置、わき腹で抱え込むようにして… って、よく飼育本画像で見るのだが…
  ほんま「見る」と「やる」では大違いの極め。爪周りは毛が多くて、見難いし、意外に硬い!
  初の爪切り挑戦って事もあって、私もめさ緊張するし…ってんで、前足の3本。 そこで諦めた(汗)
          
  そしてカゴへ戻し、部屋へ戻ろうとありすを移動させたら、テーブルの上は糞●満開に散らばっており、カゴに移した瞬間、シッコ。
  それも大量に…。カゴにはキルト風敷物を入れてたので、こぼれ落ちる事はなかったのだが…。
  …んもぉ〜。
        
  しかし、ここで諦めるのは早過ぎる。ってんで翌日。
  飼い主判断で「この子やったらできんちゃかなぁ」っておとなしめの子から順次トライ。
  しかし、結局、「上手にひっくり返す」をできなかったので、ウサギ屋さんへ連れてった。
  そこで、「実際、自分がやるんだ」と言う心構えのもと、よくよく観察、質問おりまぜながらぁ〜。
            
  そして5日。犠牲となったのはムスティ。
  「暴れる子はこうして挟んむんですよ」ってのを右から左なりにも聞きとめてたのが仇になったか?!
  台所の椅子に座り、ムスティをひっくり返し、体ごと、足の間に挟もうとした。
  っちゅうか、やんわり挟んでみた。ら、どういうわけか、足の間からじわじわムスティが落ちていく。
  でも、そないに力んで足で挟むのか?と言う恐怖からあまり力も入れれないし…でも、ムスティは足の間に埋もれて、落ちてくし…
  何度も私の足(太もも)の裏に手を回してムスティの背中を持ち上げ、
  なんだか、お店で見るのとはえらく違うムスティのスタイル、形相、を若干なりとも気にしながらも、何とか、爪切り18本切り終えた。
             
  その後、再び別の子の爪切りにウサギ屋さんへ訪れた時に相談してみたら…
  そう、足の間に丸ごと…は「挟めませんよぉ」と、よくよく見てみると、ひっくり返されたウサのお尻は
  かなり人間のお腹に近いところで安定されてる…。
  なるほどもっと手前でひっくり返してあげなくてはいけないのか…。ムスティにはすごく悪いことした(汗) ごめんなさい。
  
  暴れる子は頭を足で若干挟んでやるのだと、通常おとなしい子であれば、膝の上に乗せるだけ、らしい…。
  それらを習得したので、ありすの残りの爪を再度トライ。と、また階下へ移動したのだが…
  今回は、膝へ移動させた瞬間、「もわぁ〜」って温かさが私の足に広がり…  そ。膝の上でシッコしよった…。
  もしや?! と、足を広げてみると、キレイに床に水溜りならぬ尿溜りができていた。 
  それで「絶対切っったる!」と燃えに燃え、なんとか残りの15本を切り終えた。
  
  爪切りドライブは、基本的には、1人につき1匹の状態で行いたいのだ。
  移動は少なからずストレスになるし、万が一渋滞なんぞで時間がかかってしまった時、100%で相手してあげたいし…。
  となると、7往復。…。今月はこの2匹で精一杯だったが、来月はもう半分、頑張るぞ!

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 3月11日… 
ひめ、またまた偽妊娠行動(レベル2ぐらい?)
  
そうでなくても、ひめはケージ内で掘り掘りbPちゃん。この夜もサリサリサリサリ掘っていた。
  が、この日は掘り掘りだけでなく、なんだか口えらい事なってるやん!

     
 
  どこまで裂ける?ってなぐらい。口○けオンナもびっくりだねぇ。目いっぱい牧草を加えて、無理ってんのにまだ加えようと…
  そして、ボックス内で掘り掘り… さすがに、もう「絶対安全」を徹底してきただけに、私の不安、恐怖が彷彿する事はなかったのだが、
  この様子は見てると「大丈夫かぁ」って心情になり、ケージ扉を開けてなでなでしてみたら…
  
そう、案外普通に撫で撫ではお受けしはるんよね…。
  しかし、忙しそうに、ちょい撫でで満足し、すぐ、任務に戻りよる。
  ケージ扉が「開きっぱなし」になってるっちゅうのに牧草集め、巣作り行動は、止む事なく、当人は必死。
  この部屋のその、ひめエリアのみが何だか緊迫モードで変な空気(- -) でも、どないしようもないし、何せウサ♀だもんね。
  ってんで放っておいたら、しばしして収まった。(オチ無し)
 
  さすがに疲れたであろう、気づけばBOX上で横んなってはった。
  しかし、何度見ても、この口、形相、すんごいわぁ〜。
  ちなみに♂群のマウント(対ニンゲン)はまだ発生していないのだが、遠からず悩む日がやってくるような気がする今日この頃…。

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 3月13日… 
スクービー君、処置室へ…。
  
2月末のイヤな予感をこれ以上引っ張るべきでなし、と、何も知らないスクービーと共に病院へ。
  生死に関わるよな件ではないのだが、左後方に出来上がったイボ、1ヶ月でこの大きさってのは、なかなか進行が早いと。
  いわゆる脂肪の塊系なのだが、放っておいたら、どんどん大きくなるし、大きくなってからの処置より
  早い目に摘んでおく方が…ってなわけで、切除決定。いくつかの方法を先生と軽くミーティング。
  一番痛みがない方法で、後々の身体的リスクが一番少ない方法で、と、
  対人間の時と同じよな条件を提示、麻酔なしで切除、1針縫う。になった。
  いざ処置室へ。
           
  ((こん時、危なかったぁ〜バナシ))
  スクービーは先生に連れられて診察室すぐ隣の(丸見え)処置室へ。
  先生が「見られますか?」と、聞いてくれたので、思わず「はい」って、後を追って飼い主も処置室へ。
  そして、処置台の上でタオルをかけられたスクービーは、お尻だけ出た状態に。
  思わず前方に待機してた私は、スクービー頭をタオルの上から支える、抑える形になった。
  そして、イボ所在の後方に位置してた先生がハサミを持って、そのイボを…
  「ちょっと待って!!!」
  「先生、私、無理無理!」って、そこでやっとこさ事の重大さに気づく私。
  なんだか、助手みたいなポジションで、普通に患者の固定、ってやってる風だが、違う!
  「できひんできひん」 言うて、奥様先生にタッチ交代してもらった。危うく、大それた事に、手出してまうとこやった。

  
(←切り取ったイボのホルマリン漬(汗)
 どうされますか?と聞かれて、せっかくHPを作成中なんだし、せめて画像は残したい…
 と伝えたら、こんな丁重にしてくれた。非常に見づらいのだが、体と合体してた時はもちろん肌色で
 白くはなかった。下側が皮膚とくっついてた部分で上側がイボそのもの。大きさは直径4,5ミリって感じ)

 
そして、(処置の続き)先生はイボを若干引っ張って、適当なところでパチンっ。と切除。
 すると、ウサの皮?ウサ本体側のイボが付いてた部分は、水滴が広がるかのような感じで、
 直径1.5センチくらいの輪で赤くホワって開いた。 血が大量に出るとかはなく、しかし、外皮の1枚内側。
って感じで、色は真っ赤だった。案外、スクービーはピクリともせず、じっとしたまんまだった。
  「あ、それなら私が持ってても支障なかったかもねぇ」なんて呑気に思ってると、次なる処置、そう、「縫う」 1針縫う。
  これは、ホッチキスを使用しての1針だったのだが、その穴を塞ぐようにして、右側左側から、一番外側の皮膚(と思われる)をたぐり寄せ、
  くっつけて(つまんだような形で)パチンっ!!と、これは、これは、さすがに痛かったようで、かんなり暴れはった。
  (やっぱ私じゃ無理やったなて反省)うまく行かず2度トライしはったかな、先生。

(←場所的にはここ。)ま、ホッチキしてしまったら、痛みは一瞬のものだったようで
特に問題なく、いたずらしないようにと絆創膏を貼ってもらい、終了。
抜糸はだいたい1週間後。特に注意する点はなく、何か起こればまた連絡します。って事で、
病院を後にした。「あぁ〜、今日は辛い思いしたねぇスクービー」と、こちらが若干
「優しさ」モードになっての帰り道、意外にスクービーは「さほど」って感じだったのか?

若干混んでた帰り道、車の助手席で、お天道様の光をさんざ浴びて、眠そう?かと思えば、
急に、ボテン!ゴロン! と、狭いキャリー内で、リラックスモード…(汗)
…「もしかして、全然平気やったん?」と、疑いの目をむけながらも、「こしたことない」と安心し、帰宅。

  「まぁ、今日はゆっくり休んどき」言うて、ケージに戻し、買出しへと走ったのだが…帰宅すると、「ぎょ」 既に絆創膏が取れていた。

←傷口のアップ。ちょっとわかりづらいがホッチキは通常文具の芯と違って(当たり前)
ぺったんこでなく、厚みがある。よって、若干浮いたような感じになっている。
…その隙間に歯が入って、引っ張って、皮がもげて…と、グロイ想像をした私は、即病院へ!
と、まず思考したのだが…、まて、病院へ行ったとしてもおそらく、再び絆創膏を貼ってもらうだけ
のような気が…Uターンするストレスを考えると、他、出血してるでもなし、
特に、当人、問題なさそだし、&取れた絆創膏!きちんと、ほぼ丸まま落ちてたから、
食べてもうたて問題もなし。様子見ようって、グロい想像と戦いながらも日々の経過を待つことに。
「どうしても気にして舐めまくるようならエリザベスカラーって手も…」と、聞いてたのだが、
当人、ホンマに何も気にしとらん♪って感じで逆に、こちらが、
間違っても引っかかったりするような場所がないか、再度チェックチェックで気をやきもきさせました。

  
しかし、ウサギの皮膚は治りが早いそうで…3,4日もすると、この盛り上がりが不思議なほどに、しんなり、平坦な1枚の皮、
  って感じに再生されてきて、(画像撮り忘れてる…)「1週間きちんと待たずに、ちょい早めに抜糸行こう」と、思いました。
  
  原因については、特に「これだ!」と言うほどの事はなく、ちょっとした切り傷などから、たまたまバイ菌が入って…って感じです。
  元々バイ菌、いや、あらゆる細菌と共存しとるウサギなだけに…なんとも言えないです。
  たまたま毛がないから、まぁ発症しやすいと言えばしやすいし、逆に、発見しやすいという利点があるのも事実。
  ふぅ〜。どっちにしろ大した事なくて良かった良かった。

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 3月19日…
 スクービー抜糸。よりか!シャギーのギョウ虫アゲイン。
  ギョウ虫って放っておいて完治(治すべき病!と言うと大げさ感がぬぐえないのだが…)
  はありえない。らしい…。薬で出なくするようにする以外の方はなしと。
                   
  まずは、スクービーの抜糸。あのホッチキ芯をどうやって取り除くのか…少し興味はあった。
  ハサミで浮いてる部分を切ってからピンセットみたいなんで抜き取る。んな感じかなぁ〜と想像してたのだが、どっちゅう事ない、
  それ用のハサミ、この場合、切るハサミでなく、挟むハサミ(あら、ハサミって元々切るでなく挟むだったんや…)があって、
  一発芸かのように、一瞬でヒョイっと抜けた。抜糸終了。
  (病院ってさ、人間もやけど、ほんま、待ち時間あんなけ長いのに(時と場合によるが)診察時間が妙に短い時ある。
  なんか損したような気分になるわさ。で、そんな気分を解消するため でなく必然的に続いてシャギー診断。)
                  
  実は2月に一度発見してたギョウ虫、私の控え、ギョウ虫日記によると、実は、3月7日にも発見しておる。
  なんとなく、その虫ついてる糞自体を持参しなくては診察にならん。とのイメージから、発見日が平日真ん中だったり、
  うまく、週末の病院へ行くタイミングと合わず、加えて、最初の事件(9月)ほどの出具合でなかったとか…ま、言い訳に過ぎないが、
  はい。放っておきました。ら、ビンゴなタイミングでモノを発見。この日に持参できたのであります。私の目も節穴ではなく、
  「明らかにギョウ虫」と見破れるまでになってるのだが、念のための「検便」を受け、
  今回は、まだ広がってない事、頻度がマシなこと、から、シャギーのみの飲み薬(シロップ)を処方される。
                            
  1日2回、1ccずつ、直接飲ませてください。どうしても飲まないようなら、また相談しましょう。
  シロップは苦いってわけじゃないので、なんとなく「やれるやろう」と、帰宅し、その晩からだ…
  予想外にハイパー嫌がるシャギーを目の当たりにする。
                 
  シロップは1週間分。あらゆる方法を試して、あくまでも、何かと混ぜるでなく、現物そのまま飲ませるべく、
  ホンマに色んな方法を考えトライしてみた。(その案等々、は量があるので「雑学ページ」にてお披露目します)

朝晩のご飯前に、おやつで釣って、飲ませようと…一般的な方法を取ってみたが、ご覧のアリサマ。
晩の掃除で、ケージ柵を既に外し、それでも、それでも、ハウスから出てこない。頑として「出ません」
この後、中の毛布類を引っ張り出して、それでも出ず、あげく、ハウスを丸ごと持ち上げると、
ハウスの底は半分しか板がついてないから、さすがにその半分に乗っかるってのは無理であろう。
下半身からはみ出る状態でシャギー現る。って感じ。

まぁ、出すには出せるが、問題は、「ごくごく」と、喉を通らせる、飲ませる事である。
お腹はめちゃくちゃ空いてるはずなのに、膝の上に乗せた瞬間、頑として「固まる」
おやつにだって、微々たる反応も見せず…。あまり無理強い風にしたくないが、仕方ない、

  耳付け根あたりを若干ひっぱり口横から注射器で攻めてみるが… なんと、「垂れ流し」
  げっ。

  ここまで来ると素晴らしく立派に思える「拒否の塊」それからあの手この手で、半分はこぼしてるやろけど半分は飲ませれたかな…。
  1週間後、最後の雫を持って、病院へ。先生にもトライしていただくが、やはり、かたくなな拒否行動は表彰もんで、
  結局、ひっくり返して、口横から攻めて、かつ、ある作業をして(肝心なとこ忘れてしまいました…なんか口元擦ったかな…
  何かして、喉の奥へ流れるようしてやるってな作業) んでからやっとこさ「ゴクン」って感じ。
  ま、半分も飲めてたらいいでしょう。と、慰められたのだが、実際は、おそらく…半分ってのは私の建て前かっこつけぇ?で?
  おそらく3分の一も飲ませることができてなかったかもしれん…
  そんな言い訳を先にしておいて…シャギーのギョウ虫騒動は次回へ続く…。

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 3月26日… 
スクービーVSシャギー。
  これ、おそらく3回目だろうか…。いや2回目はVSだいなだ。懲りない飼い主だこと。
  3回すべてでスクービーはやられてる!と思ってたのだが、こうして日記をまとめていて
  意外に第1回はスクービーが勝ったことを知った。
                            
  (2回目のVSだいなは、もちろん「だいな」圧勝。だいなはあー見えて、1番攻撃的だったりする。
  故意に喧嘩をさせるはずはなく、部屋解禁の帰り道に、ケージ前で、ご挨拶♪ご挨拶♪
  と、2匹を近づけてみたら… 両者見合ったのち(匂い嗅ぎ合いした後)スクービーが
  ほっ!と、手で鼻をシャシャ触りだしたので…見てみたら、切れてた…。)

もしや、スクービー、白内障やら何やらで病院来院率bPになってる事で、気弱になったか。
今回も朝掃除の際、互いに興味津々2匹を見て、少し近づけてみたのだが…
案の定、シャギーにサクっとやられたスクービー。
                
ちょっと見づらいですが、向かって左の鼻の穴下くらい赤く切れてます。
ま、当人達は本気ではないにしろ、一歩間違えばウサギの皮は薄いのでベロンとなる危険性も…。
さすがにこれ以降、掃除の際にも、ケージ等、近づけ過ぎないよう、注意散漫してます。
そう、スクービー掃除の際、蓋を開けるので、飛び出しはせんものの、シャギーケージの方に
乗り出してたりする、その時のシャギーの顔… 明らかに敵意丸出し怒ってたわぁ。

  見てるようで見えてない。まだまだたくさんありそうだぁ。ホンマ注意しょうっと。