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【“薬”対処法あれこれ】

ここでは、みんなが嫌がる“お薬”を、どうやって摂取させるか、を、記していきます。
我が家では、2006年5月時点で、目薬、飲み薬(シリンジ)に対応してまいりました。はい。嫌がります。
快くお受けしてくれる子は、ほぼ皆無です。
そこで、あれこれ手を変え品を変え戦法で、なんとか摂取させてきました。
たいした技ではないけれど…、嫌がるウサさん対処法として参考になれば…。

(※後記:ひめやムッちゃんの闘病が始まった頃からペレットに染み込ませて投与という方法が有効でした。
 食欲がある内にですが…。投薬に関してここ以降の情報は過去ログの記事の分類「★うさぎの健康」
 などをご覧下さい。イマドキのうさうさライフ1イマドキのうさうさライフ2 2018.1)

 

◆目薬◆
本当はきちんと…親指で瞼をグイっと持ち上げて、上の白目部分から眼球全体に行き渡る様差してあげる。
それが正解。ですが、ま、「じっと」してません。「じっと」するような場所へ移動して…と、
それも一つの手。我が家では甘い、というか手抜きというか…おやつ食べさせながら隙見て差す。
差す…と言うより落とすって感じ。
そんな、安直な方法なので眼球と目薬が衝突しそうで危険です。

しかも、眼球に行き渡ると言う点で成し得てない感が…。眼球上を雫が垂れる。
そんな感じになってます。
ありすの場合はサークル柵越しにおとなしく差されてくれるのですが、
スクービー、シャギーは必ず膝に出してでないと無理でした。
それでも慣れてくれば暴れてイヤイヤしはります。長期戦は本当に難。
とりあえず、お腹が空いてる時、ご飯前必須で、おやつを上げながら止まる瞬間狙って差す。
…他に何かええのん思いついたらまた、更新します。

 

◆飲み薬◆
飲み薬はこのシリンジ使用にて直接飲ませるものと、
飲料水に混ぜて与えるものと、2種経験。
水に混ぜるタイプのものは何ら問題ない。が、
直接飲ませるタイプのは…大いに問題有り有りだ。
騙す、ごまかす、を駆使して何とか直接飲ませるに
トライ。成功例は少ないが、挙げていこう。

 

●飲料水に混ぜる方。
誰でもできるね、これは。
用量が決まっている場合(水200ccに対して5滴とか、1ccとか)は、
その水を飲みきらせるのが若干苦労を要する。
よくよく観察しどれぐらいの時間で飲みきるのか、とかくエサを食べた後はかなりの量を飲んでくれるので、
これまた、ご飯前に水替え(薬入り)が望ましい。
後、夏場、もとい、冬場の乾燥激しい日は飲む量も多く勢いもあるので要注意。
用量が決まってない場合は、薬の味が薄まる程度の水(少量)とを混ぜ、ご飯前あるいは、運動後に
設置しておけば数時間もしない内に飲み切ってる可能性が高い。
最大の注意点は、飲み切ってるのに、気づかなかった。と言うことがないよう気をかけておくこと。

 

●通常(普通に)直接飲ませる方。
まずは、このシリンジに慣れててもらわねばならない。
(ま、好物が入ってれば警戒せずに匂いで判別、すぐ、飛びつきはるが…)
てなわけで、日頃から害のなさそなパイナップル100%ジュースやリンゴ100%ジュース等を、
おやつタイムにシリンジ使用で与えたりしている。
「薬の飲ませ方」としては飼育本等でよくよく紹介されてるので、ここでは省略します。
(ウサギをタオルに来るんで保定して口の端から少しずつ投入…って記憶はあるが…やっぱ略)

 

●(野菜・果物)ジュースと薬、混ぜ混ぜ戦法。
野菜、果物ジュースは原材料に要注意。とくに野菜ジュースはほうれん草が常連で入っている事が多い。
ほうれん草は通常ウサギに与えてはいけない野菜として上げられてるように、
ジュースであろうが与えてはいけません。
シリンジで薬の用量を計り摂り小さな器に移し、適当な量のジュースをその器に入れて混ぜ混ぜします。
んでからシリンジで、その混ざった液体を吸い取ってウサギに与えます。
注意するのは水分の与えすぎにならないようジュースの量を加減する事。
あと、そのジュースが単体でもウサギが好んで飲むようなモノである事。これは事前に調査しておく事。

緑野菜のジュースで試した時は皆さん抜群に飲んでくれはった。
薬の白さが明らかに混じって抹茶ミルクみたいな色に変色してても喜んで飲んでくれはった。
それは、ほとんどがリンゴ味しかしないような野菜ジュースだったからか。
他に言うても少しセロリ風味なだけ。んだから、ほうれん草が入ってるなんて全く気づきませんでした。
もちろん、そん時限りで以降は与えてない。
ニンジン系緑黄色ジュースで試した時は個体差による。
ニンジン自体、食そうとしない子もいるぐらいだから…。通常、こちらで問題ないような気はする。

フルーツ系ジュースで試した時は、オレンジなど柑橘系は1割、ミックスはモノにより5割、
パインは8割、リンゴは試してないが、おそらく満点のような気が…
何せ、おやつの類で見てみてもわかるがウサギは「甘味」が大好きだ。
そういった点からも、甘みの強いリンゴなどが、一番与えやすいと思われる。

ちなみに、当たり前の事だが「ジュース」と記す時点でそれは「果実100%」の意。
清涼飲料水などでは試してないし試すべきでなし。
オレンジやらリンゴやらでもきちんとジュース、100%かどうか必ず確認してから購入トライすべし。
ウサギに与える事前提の食べ物系お買い物は、必ず原材料をチェックするべしべし。

 

●(野菜・果物)ジュースと薬、変わりばんこ戦法。
ジュースは上記で記してある通りの「ジュース」である。
…かなり、強引おとぼけ知らんプリ作戦。で、残念ながら成功率はかなり低い。
たまたま試してみた時のジュースがミックスオレンジ系だったからかもしれないが…。
やり方は想像通りです。
シリンジを2つ用意し、一方に薬、一方にジュース。
まず最初にジュースの方の匂いを嗅がせる。少しくらいあげてもいい。
で、「今からもらえるのはジュースなんだ」と思い込ませてから、欲して口を持ってきた瞬間を狙って、
逆手に持ってた薬の方のシリンジで多い目に注入。
「あれ?匂いと味が違うような…」と、ウサギのハテ顔を狙って、
またジュースを嗅がせる&少し飲ませたりする。を、繰り返す。
はい。時間もかかるし、その辺ウサさんは、なかなかお利口さんで騙されてくれません。
そこまでして?なんだか不思議な気分を味わってまで欲しいほどの“ジュース”ではない。
と、判断され「成功」には至りませんでした。
が、今後、あらゆる事で試していきたいとは思ってます。(まだ諦めてない)

 

●食べや飲めやのお祭り戦法。
上記「変わりばんこ戦法」のジュースがおやつになっただけ
…と言えば元も子もない。でも正解。そです。
ウサギは食べる時必ず顔を上げます。例えばエサ入れの
ペレットを食べようとしたら必然顔は下向く感じになる。
でも、ある程度口に含むと必ず「もぐもぐ」は
顔を上げてしはります。そこを狙います。

朝晩のご飯、ペレット食べてる最中でも右画像のように
おやつ中でも結構。おやつなら食べる位置を
こちらが支配できるので上方からあげるようにすると
良いかもしれません。
ペレット、おやつを口に含んだら次はもくもぐ、もぐもぐ中はよほどの事が無い限り、たいていその場に
留まっています。できれば、もぐもぐ手前のこの口の開いてる状態を狙って口横からシリンジで攻める。
しかし…、これも、おそらく成功するのは最初の数口だけかと…。
よからぬ事が合作されてる事に気づけば「どちらを取るか」の選択権は
ウサギにあり、
そこで蹴られればそれまでです。
あと、噛むもの、食べるもの、と、同時に流し込む感じで何だか喉を詰まらせたりせやせんかいな?と、
その点は、獣医先生に相談してみましたら、「いや、まず、大丈夫でしょう」とのことでした(^-^;)。
前歯でも噛み砕いてはるし口の横元、薬を流し込む辺りまで食べたブツが大きいままて事はないはずと。

 

●流しソウメン戦法。
どの案も似たりよったりですが…これは我が家で食いつき度
bP野菜チンゲン菜を使用する事で、一番有望な手段です。

お腹がすいてる時はチンゲン菜の葉の部分だけでなく、芯?
茎?の部分も張り切って食べ切ります。そこを狙います。
ちょうど両端が丸まっているので、その内側に薬を流します。
するとチンゲン菜バクバク食べもってお薬もお口へどんどん
流れ込んでいきます。チンゲン菜の水分で薬が紛れて当人が
気づく可能性も低いです。ただ、薬をドバドバ流し過ぎると
口に到達しても脇からボタボタこぼれてしまうので加減する。
時間はかかりますが何せお腹が空いていれば!

 

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