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【ウサギの視線】

ウサギの視界は、ほぼ360度と言われています。
顔側面左右に若干出っ張って着いてる眼なもんで、そらそかもしれません。右目で右の景色、左目で左の景色。
真ん中を遮ってみて、ウサ視線を体感しようと試みるが、そんな起用な事できません、
どうしても、右側、あるいは、左側、どちらかに脳が集中してしまうんでしょうか、はっきり左右別な認識は不可能でした。要訓練。
あるいは、ウサギも、両側見えてるけど、片側には注意が行ってないのかもしれませんね。
そんなウサギが見えてないのは頭真後ろの点と、真上の点と、鼻の先の点と、顎の真下、ぐらいでしょうか…。
(ここでは研究してませんが、ウサギは瞬きもしません)

しかし、そんな視界を疑ってしまうような“視線”でウサギは眺めているような気がします。
「どこを見てるかわからない」「本当に“それ”を見ているのか?」

***きっかけ***
赤目ウサギは(おそらくブルーとか薄い色の眼のウサさんも)瞳が見やすいです。
驚いて、瞳孔が満開なってる時など、非常にわかりやすい。で、多々観察していて、ある日、ちょっと面白い事があったのです。
棚の上段に位置するケージにお住まいのチョビを眺めていた時のこと、両者、ケージ扉越しに向き合ってました。
「どう見ても、あっち向いてるように見える眼」
しかし、その眼で、その視線で、実は、ちゃんと、“私”を捕らえているのだろ?…そう見えん。
その眼を前にして、右側へ移動してみたり、左側に移動してみたり、ちょっと上から見下ろしてみたり、あーでどや、こーでどや、と、
変な動きをしてたのですが、私がどこへ移動しても彼には見えているようで、彼自体、彼の瞳、視線は、まったく動きを見せませんでした。

が、私が、下へ下がって見上げるような視線を送った時、あっち向いてる瞳が、人間の目と同様、下を見るべく動くかと思いきや、
なんと、視線はあっち見てる風味のまんま、チョビは顔ごと下がってきた。
顎を引いて視線を下げるのではなく!顔の角度は前向きのまま、そのまま顔が下りてきた。
あくまで、眼はアッチ向いたままです。(実際には、あっち向いてるわけでなく、そういう風に見えるだけの話ですが)
お、お、おもしろい…。
そう感じた私は、日々、ウサ眼についても要観察してまいりました。
おかげで最初はあっち向いてるように見えた目玉も、それでも、前から見てる私と眼が合ってるような気がするまでに洗脳されてきました。
(洗脳される前に仕上げたかった項目だったのに…)

てなわけで、前置き非常に長くなってしまいましたが、
色々な角度から、ウサギの目、眼、瞳、視線、視界を観察し、まつわる様々について、くだらん世間話でもしよかいなって感じです。

 

◆目の色◆
詳しくはわからないので、赤目、黒目の2分別でいきます。
チョビ、ムスティ、ひめは、いわゆる赤目(ルビー)で、
瞳は真っ赤。その赤い瞳が小さくなったり大きくなったり、
周りも白っぽく薄い色なので目表情がよくわかります。

ありす、だいな、スクービー、シャギーは、
だいたい黒目で、瞳も、その周りも同じ黒っぽいので、

驚き顔で瞳孔が開いてても、うっかり見落としそうに
なります。わかりにくいです。

しかし、普段、瞼に隠れている白目との境が強烈なので、
白目が見えたりすると赤目の子より恐ろしい形相に見える…。
白内障の子の目です。
あるばむページで見ても一目瞭然
ですが…。初期です。白い水晶玉の
ように見える部分は、もう少し
はっきりと白色の変な模様が描かれ
たみたいになってきます。
ちなみに人間の眼と比較してみる。
人間は黒目だけでなく、白目も普通に
見えてますが、ウサギは白目の部分は、
瞼で最初から隠れています。
…もしかして… 元から
白目も見えてる動物って人間だけ!?      

◆真上から◆
微妙に角度はありますが、ほぼ、真上から見た感じの図。危機感を伴わない撮影だったので、目、見開いてません。
もし、見開いていたら、もう少し“目”の面積が大きく見えたと思います。
この状態、上から見られてる、上に何かが構えてる状態であっても、横から見れば、おそらく上のような通常の目になってると思います。
決して、人間で言う「上目遣い」みたいに、瞳が上へ移動してることは無いでしょう。
しかし、彼らの脳は真上(=私なり、カメラなり)をガン見してると思われます。

◆真ん前から◆
微妙に角度はありますが、ほぼ、真ん前から見た感じの図。
若干、目が外側に飛び出てるのがわかると思います。黒目のありす、だいなはまだ、こちらを向いてるように、見てるように感じますが、
やはり、真ん中のひめの目はこちらを見てるように見えません。
本当の白目が見えてないから、どうしても、この目のスタイルになるのでしょうか…。

◆真下から◆
…やはり、下は一番ウサギの中でも見づらい方向なのでしょうか… まともに画像に収める事ができてません。
なんとなく、下の方からの画像ですが、やはり、上を見てるような目に見えます。
左下の画像は…お休み中の撮影だったので、少し驚かせてしまった感が…。
右下の画像は…寝ぼけ眼でお食事中の画像…かなり知らんぷり風な顔に見えます。

◆しかし!◆

ゴロリンと横になっている時に半下から覗くと、目は、
あきらかに!下に行ってる。こっち見てる!

故意に下を見るために目玉が移動してるのか、または、
ウサギ特有の目を開けた状態で寝る。と、このように、
目玉が下に行ってしまって実は何も見ていないのか。

画像入手はしていないが赤目の子も同様、
起きている時は絶対下に降りてこない瞳が下に降りて、
半分くらい下瞼でかくれてる。ザ・逆三白眼。

寝転ぶ=頭が寝る=休む と、瞳も休むで、下へ?
と言うことは、閉じてる目を起こさず開いたら瞳は
下側にあるのか…てか普通そうか。瞼が上から下りて
閉じるように、瞳も上から下へと休憩しはるのか…。
 

◆真後ろから◆
私の予想では、目が飛び出てるから、真後ろから見ても、絶対、目が見えるはずや! だったのですが…。
意図して撮影したシャギーの画像以外は、おそらく「そこに目があるやろ」と予想するに留まりあからさまに写し撮ることはできてませんでした。
シャギーはお休み中だったので目は半開きです。もっと全開開けてくれてたら、いい画像が撮れたかも…。
下の真ん中の画像は若干角度があるので、左目が光ってるのが見えます。
下の右側の画像のように、背中を丸められると、もちろん目どころか立ってる耳しか見えなくなります。
でも、背後に気配を感じているのか?後ろの音も聞こえるように、耳は左右に開いて立ってます。
◆その他◆
「まつげ」
…本当にまつげなのかどうかは、知りません。でも、まるでまつげのように生えています。
おそらく、人間同様、目にゴミ等が入りにくいように必然的に、そこいらの毛がまつげのように長めになってるのではなかろうか。
そう、元々毛だらけなのでその部分がたまたま長くなってるだけ、って事で、やはり毛がまるでないスクービーとシャギーには、
残念ながら、まつげは存在しておりません。どーりで涙目な事も多いし、目の周りが赤くなりがちな事が他の子に比べると断然多いわけだ。
ヒゲは気持ち生えてたりするんだけどね。
「三白眼」
欧米人種にありがちな目。白色赤目って言うと、思いっきり日本ウサギって感じだが、こうして見ると、日本人離れしとるよに見える。
何故だか美男女に見える三白眼(そう思うのは私だけか?)でも、まともに直視すると、ちょっと怖くて奇妙だ。
一見、怖い感じですが怒ってるわけではなく、当人は、これで緊張してない、リラックス…なんだろうと思う。
寝てる時の半目、寝起き、もしくは眠くて仕方ない時、この目はよくお目見えする。
こうして間近で接するまでは「怖い」イメージしかなくて赤い目のウサギは要らない。と思ってた。
全部、真横から撮影してて、決して視線の先の上側にいるわけではない。彼らにとっては、(  ̄_ ̄)ボー っとしてる状態の顔が、この目。
上目遣いに睨みきかしてるわけではなく、ほぼ無防備無警戒。最初は、驚くが見慣れるとおもしろ可愛く見えてくるものだ。

 

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