2017年01月30日(月)
幻の腫瘍。
チョビの時は、今までの経験を踏まえ、細胞検査も以来をし、
リンパ腫という回答を得てた、から、さすがに、3度目の正直、…と、思っていたが…。

開胸も、終盤担当して下さったY先生にお願いでき、もちろん立ち会った。
開いた時点で先生目にわかるような痕跡は見当たらず、胸の中すべてを病理へ。



『病理検査結果』

・検査部位 胸腔内臓器全体
肺:重度な肺炎、心臓、その他は異常所見を認めず

【所見】
 切り出し写真参照
 @心臓A左肺BC右肺D大動脈、静脈、気管、食道、但し胸腺組織なし

 左肺及び右肺、特に表面白色班を示す部位も含めて標本作製しました。
左右共に肺炎像を認めます。特に右肺の炎症はほぼ全体に拡がり気管支や
細気管支内に好中球やリンパ球滲出を認め、周囲肺へも炎症の拡がりを認めます。
(切り出し時に細気管支より膿様物質を認めました。)
心臓は左室、右室、特に異常所見は認めません。
その他、異常所見は認めませんでした。
 以上、今回提出の諸臓器からは強い肺炎を認めます。


************


死因は肺炎です。

お年寄りが、肺炎をこじらせて亡くなる…よく耳にするソレと同等な感じと。

またもや、こういった結果になってしまって…と、先生。
思わず、「先生、全部出しました?」て聞いてしもた…
「や、○○さんも見てはったでしょ」「…はい。」


ウサギに多いと言われてる胸腺腫、そしてリンパ腫、
3匹の胸を開いて、腫瘍はありませんという結果。


…ウサギの胸の中の腫瘍って治るんじゃないの!?
…ウサギも胸腺という臓器は人間と同じように年とともに消滅するんじゃないの?
…腫瘍細胞にとてもよく似た、炎症とかじゃないの?
…ウサギの胸内腫瘍って、本当に実証されてるの?


もし、今回、何の対処も処方もしなければ、
食べられないくらいの呼吸困難状態だったので、数日後には亡くなっていた可能性が高い。
そうして、すぐに開胸したら、上記疑問はすべて解決するのかも、しれませんが…。

結局、それが何であれ、対処方は変わらないという現実。

“ステロイドはものすごく素晴らしいお薬”
“ステロイドはものすごく恐ろしいお薬”

(効果が期待できる(普段通りの生活ができる)ということは、
  副作用も強く出る可能性が高い。)

でもね、上手に付き合っていけたら、
恐ろしさを最小限に抑えることができるんじゃないか、
10歳を越えたチョビの死因を受け、思ったのが、
多少の誤差はあっても、“天寿を全う”と言えるんじゃないか、と。

闘病として手を加えなくても、いずれ亡くなるのです。
大半、そこには、“必ず苦しみが伴う”のですから…。





私は、ウサギに対する高度な医療の進歩を望んでいるわけではありません。
「本人の苦痛をできる限り最小限にしてやりたい」
「1日でも長く一緒に暮らしたい」
それらの思いに答えられる医療の模索を望んでいるのです。


今後、同じように呼吸、胸の中の問題で、闘病を始めるウサギさんの負担、と、
飼い主さんの心労が、少しでも減らせるといいなと思っています。





チョビのステロイド長期投薬にあたり参考になったサイトページ
http://blog.livedoor.jp/cosmocanion/archives/cat_30413.html
(ブログ「光と影の回廊」内記事)

副作用の軽減に関して、このページに出会わなければ、
病院側から提案があったとは思えず、また、私の頭でも思いつけなかったと思います。

ウサギのラリーさん、
および、著者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。
2017年1月30日 | 記事へ |
| ・チョビ闘病記 / ・病気、病院 / ☆読んで欲しい |
2017年01月29日(日)
チョビだって。
2012年、チョビは何事もなく…というわけではありません。


6月、怪しげな尿でウリエース


でもセーフ



でも7月には病院で尿検査、
9月にはレントゲン、そして、ウリエースと記念撮影



僕にハーブはまだまだ必要ありません、なチョビ




こちょこちょはあっても、さすがにひめ、ムッちゃん、スカイに比べると…
てなわけで、そりゃそんな視線を投げたくもなるよね…。


2012年11月3日撮影



そして、2013年…


2017年1月29日 | 記事へ |
| ・チョビ / ・糞と尿 / ・病気、病院 |
すべての始まりだった“ありす”
写真は山ほど撮ってあるのに…
画像の処理が間に合わず、そのうち…と、書いておきながら、
なかなか向き合う気になれず、
してる間に、時間の取れない日々に…


2008年12月に発症した胸水貯留、翌年1月、2月、3月、最後の画像を…。

※胸水貯留…経緯や病状、環境、原因などは記事済。
「イマドキのうさうさライフ1」記事の分類・ありす でご参照下さい。


2009年1月

2017年1月29日 | 記事へ |
| ・ありす / ・病気、病院 |
2017年01月27日(金)
色んなことが起きる。
ひとつ前の記事「スカイに自宅で点滴。」の続きです。

「イマドキのうさうさライフ1」
2012年12月29日記事「スカイの現状。」
2012年12月31日記事「その後」 で、処理が間に合わず掲載できなかった画像や動画を。



11月19日


もう、割り込まなくてよくなっちゃったね…。


2017年1月27日 | 記事へ |
| ・スカイ / ・病気、病院 |
2017年01月26日(木)
スカイに自宅で点滴。
ひとつ前の記事「腎臓結石、腎不全」の続きです。

「イマドキのうさうさライフ1」2012年12月29日記事「スカイの現状。」
処理が間に合わず掲載できなかった画像や動画を。


2012年11月9日 病院

レントゲン


2017年1月26日 | 記事へ |
| ・スカイ / ・病気、病院 |
腎臓結石、腎不全。
ひとつ前の記事「スカイのこと」
「イマドキのうさうさライフ1」2012年11月4日記事「スカイの腎臓結石。」

…その時は続いて書ける予定だったんやろね…

2017年1月26日 | 記事へ |
| ・スカイ / ・病気、病院 / ・糞と尿 |
2017年01月25日(水)
スカイのこと。
2012年、ひめ、ムッちゃんの闘病と重ね、
スカイも角膜潰瘍、食も安定せず大変だった。

「イマドキのうさうさライフ1」記事の分類「スカイ」


2012年6月、角膜潰瘍(何度目か)の処置前、処置後。



目薬の記念撮影



6月27日


もう、いないよ…。


少し遡る2012年3月、ヒクヒクと痙攣のような呼吸?


2017年1月25日 | 記事へ |
| ・スカイ / ・病気、病院 / ★ウサギの健康 |
2017年01月22日(日)
病理検査結果(ムスティ)
『病理検査結果』

・検査部位
肺:急性欝血
気管、食道、大動脈、心臓:異常認めず
縦隔脂肪組織:壊死を伴う炎症病巣

【所見】
肺:静脈や毛細血管が拡張し赤血球が充満する。
一部で肺胞内に漏出液が認められます。炎症細胞浸潤はみられない。
肺では急性の欝血があります。
これは死亡時の心不全によるものと推定します。

気管、食道、大動脈、心臓には、炎症、腫瘍、壊死等の変化は認めません。
縦隔脂肪組織と思われる組織中に、小型のリンパ球浸潤が高度で、
マクロファージも認められる硝子化した組織が認められ、
その中に微小石灰化を認める広範な壊死があります。
リンパ球には異型はなく、また、明らかな腫瘍も認めません。

(コメント)
 異常所見は、縦隔脂肪組織内に認められる壊死を認める
リンパ球の浸潤を伴う硝子化組織です。明らかな腫瘍はありません。
この病巣の成因はわかりません。




当時、腫瘍という仮診断のもとでスタートしてるので、
病理も「腫瘍かどうか」という点に重きを置いてたので…。
説明はもらったんですが、いわゆる循環器不全だったか
呼吸器不全だったか、そこは忘れてしまいました。

結局、ひめの時同様、「確かに胸内に問題はあった」
でも、開いてみると、「その問題は“腫瘍”ではなかった」
では何だったのか? 
チョビの病理結果も受け、追って書こうと思ってます。



「イマドキのうさうさライフ1」記事の分類「ムスティ」
「イマドキのうさうさライフ2」記事の分類「ムスティ」




いつだってムッちゃんは…


いつだって…
2017年1月22日 | 記事へ |
| ・ムスティ / ・病気、病院 |
ムスティ、11月…
ひとつ前の記事「ムスティ、9月、10月」の続きです。
関連記事はすべて「イマドキのうさうさライフ2」記事の分類「ムスティ」


2016年10月26日 病院 1.74kg

レントゲン




2017年1月22日 | 記事へ |
| ・ムスティ / ・病気、病院 |
ムスティ、9月、10月
ひとつ前の記事「ムスティ、下半身脱力。」の続きです。

関連記事はすべて「イマドキのうさうさライフ2」記事の分類「ムスティ」


呼吸の様子、鼻の音。


2017年1月22日 | 記事へ |
| ・ムスティ / ・病気、病院 |
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頂いたのは1匹だったのに

…我が家へ来てちょうど

1ヶ月のある日、突然出産

生まれた子の中には

毛の生えないウサギが…

 

「イマドキのうさうさライフ1」
2006.8〜2014.12.22

「イマドキのうさうさライフ2」
2014.12.23〜2017.1.31
 
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HP「世にも不思議なウサギ

生活」を元に描かれた作品

作:いとう今昔

 

彼らがこの世に生まれた

理由があるとすれば…。

 

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Special Thanks

頂きました(・∀・)

漫画『ぼくの友達』

作:いとう今昔

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私は繁殖しません

    

 

単なる宣言バナーです

ただの言いたがりんです

貼りたい方はご自由に。

◆メンバー紹介◆

ありす
2004年6月14日生まれ

2005年4月我が家の
里子となり約1ヵ月後
わけわからん出産
パニック状態の私を
支えてくれた
初めてのウサギ

−2009年3月7日
胸水による呼吸困難
との闘病約3ヶ月を
経て亡くなる。
※胸膜由来の
膿胞による胸水
詳しくは
コチラ
チョビ
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
カジカジアピールと
足ダン攻撃が激しい
長年大病なく最後の
1匹の座を勝ち取る
−2015年7月29日
2014年3月末に
悪性リンパ腫を発症、
同年10月からは
老齢性と思われる
寝たきり生活に突入
最後は重度の肺炎にて
だいな
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
びっくり顔が特徴で
すぐゲージ奥へ逃げる
私の目を伺いながら
悪さする実はツワモノ

−2008年3月1日

急性毛球症(腸閉塞)
にて病院で亡くなる。
詳しい経緯は
コチラ
ムスティ
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
幼少からマイペース
攻撃性がまったくなく
面白いやしキャラ。

−2012年11月18日

前年末より胸腺腫との
仮診断のもと闘病、
7月には下半身脱力
半寝たきり生活開始
10月には胸水発症
呼吸器不全にて亡くなる。
ひめ
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
友達が勝手呼んでた
名をそのままつける
らしくツンデレだったが
闘病時はベッタリだった

−2012年6月22日

前年末より胸腺腫との
仮診断のもと闘病
ステロイドの副作用が
激しく、著しく低下する
免疫力に立つ瀬なく
誤嚥性肺炎で亡くなる。
スクービー
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
不秩序な交配による
遺伝子の突然変異にて
無毛で生まれ育つ。
男らしく激しい一面あり。
彼なりの換毛で薄く
産毛に覆われたことも。

−2011年9月6日

長きに渡る胃腸不良の
日々を過ごし、発症した
盲腸便秘(ガス)、治療
の甲斐なく亡くなる。
※患ってきた数々は
記事分類・スクービー
シャギー
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
スクービー同様で
無毛で生まれ育つ
やんちゃで危険な
場所にも侵入多々
換毛はなく、毛布も
上手に使いこなす。

−2010年7月31日

長きに渡る胃腸不良の
日々を過ごし…何かが
違った?に気づけず
末端にて亡くなる。
※患ってきた数々は
記事分類・シャギー
スカイ
2004年(推定)
10月11日生まれ

2008年10月某牧場から
引き取ったよそ者
いじめられたか、鼻、耳
目ぇと男の勲章満載
飼い主大好き甘え上手
な一方で、きちんと
わきまえるおりこうさん

−2013年1月1日

前年9月に腎臓結石
腎不全、11月には
毎日自宅で点滴行うも
改善なく亡くなる。