2015年7月28日(火)
朝、様子は変わらず、好転はない。
ハーブも乾燥野草など、ドライフルーツ、エン麦、いっさい食べない。
(28日朝6時55分、チョビ、最後の動画)
思い立ち、心音がしっかりしてるのを確認し、ステロイドを0.2cc飲ませる。
酸素マスクをセットする。
帰宅、頭はかなり向こう側へもたげ、かろうじて生きてる様子が伺えた。
…水、飲めなかったか。
でも、飲もうとしたか、頭は濡れていた。他、食べた形跡はゼロ。
向こう側の目が完全に押しつぶされ、涙も出たんだろう、
毛並みなどぐちゃぐちゃだった。
水、飲まない、利尿剤、もうベロが出ない。
口横からほんの少し入れては、ごっくんを確認して、繰り返す。
が、しまいにはごっくんが見られなくなり、
口からこぼれてる様子もなく…規定量は諦める。
久し振りに抱っこをしたが、体の力はもう入ってないような感じで
頭は後ろへ大きくもたげる。
鼻の様子が見えないので、早々に切り上げジャンプシッコを
してみる、すぐに出し流しのような状態で何回か出た。
外寝床で、シリンジ水を与えるも、口の動きはますます減る。
メロンやパインやバナナなど、無論食べない。
当人、上向きが増し、時々上体を上へ動かす。
呼吸が苦しい動作だと思う
この期に及んで…
一応病院へ相談の電話を入れる。
何か1つ試すとすれば、やはりステロイド、
皮下注射の提案もあり、自分でも思ってた。
でも、…。
自力でできる範囲で。
1ccをシリンジへ用意し少し、少し口脇から入れるも
大半がこぼれてる様子。
…途中で様子がおかしくなり、やっぱり誤嚥性肺炎が怖く中断。
もう止めとけ、自問自答。
薬でなく、ケア、気持ちのよいと思える意識のある間に
と、決断弱い。
再度、持参して、トライするも…
向き合ってくうちに、「もう止めよう…」と思えるように。
その後も結局、何も何一つ口にはせず。
寝床を整え直すも、もうこのまま外寝床でいようか…。
心音を聞くと、先ほど以上に心音がない…
いくらか音は聞こえるが、・・・ドックドックドックと
奥の方に弱弱しく聞こえる、それが心音かな。
苦しそうに顔を上げたり、そういった動きが増える。
離れるときは心音を確かめてから。
23時27分撮影
いつも、最後の方はごめんねと泣いてしまう
チョビにはなるべくの笑顔で、最後まで 大好きと言った
苦しいのに耐えてるのだから、向き合ってられる。
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ここまでは亡くなる前にすでに書き終えていた下書きと、メモ書き(打ち)。
記事を更新するにあたり、気づけた誤字脱字のみ訂正した。
最後の1行は12時頃だったかな。
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チョビの心臓の動きだけが、
鼻を、口を、体を動かしているかのよう、ある程度一定のリズムで…
日が変わって29日、1時前、少し乱れた後にピタリと止まった。
笑顔でいた、大好きと言い続けた、その反動か、
これで、本当に誰もいなくなってしまった、
すべてがなくなった、その瞬間、だったからか、
大声で号泣した。
あんなにも、声を上げて大泣きしたのは、人生で初めてだった。
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