私、今回は、酸素室(酸素濃縮機)をレンタルしません。
色んな事、考えるんよ。
“考える”って、一番“ながら”できる事やん。
歩きながら、頭洗いながら、食べながら、寝ながら…。
うん、私は寝ながらでもすんごい考えてると思うわ。
昔から私を知る友人たちは、それに納得するであろう。
あ、仕事中は、さすがに再々無理ですがね(;´Д`)
ひめとムスティは、この先、胸腺腫が大きくなって、
あるいは、隣接する心臓の動きに影響が出て胸水か、何かしら、胸の中の問題で
喉が狭められ、食事はおろか、水を飲む事すら困難になり、
満足に空気を吸いきれない… 飢えと乾きと呼吸困難に苦しむ事になるでしょう。
それが、今ある材料から推測できる末期です
急にソレはやってくるかもしれない、に、備えて、
色々あらゆる可能性、選択を考えてしまうんですよ。
もちろん、ありすの闘病経験があったから、漠然と、でなく、具体的に想像できるのだが…。
ありすの時は、それが無ければ帰宅しずらい状況だった。
そして、何より、原因がわからなかった。=治るかもしれない。
でも、今回、原因ははっきりしている。
そして、突然治るような奇跡は無いと。
終盤になり、飢えと乾き(口を開けて呼吸するため)と困難な呼吸に
どれくらいの時間、苦しめられるのだろう…。
ありすの時は、
…上を向いて、口を開け、必死で呼吸をするありすを一晩、酸素マスクで補助し、
翌朝、…見かねて、少しだけ、少しだけ、と、
口を湿らす程度、と、濡らした指を口元へ持っていってしまった。
結果、ありすは喉を詰まらせ、急に絶たれた呼吸に暴れ狂った。
首を絞められてから、すべてが消えるまでどれくらいの間だっただろう…
腕の中でもがき、そしてうなだれた、あの、境目、抜ける瞬間、感触は…
今も生々しく、ここにある。
そうして… 強制的に命を終わらせてしまったので、
終盤、どれくらいの時間を、どのように苦しむのかは未知。
そんな事を考えていると、酸素室、どころか、
“安楽死”という選択も浮上するのかもしれないな、と。
(安楽死に関しては、また、いずれ、記事にはすると思います。
今、ここで母の事とか色々書くのは重た過ぎる…。)
そりゃ、酸素室で三重苦から一つでも、気持ち程度でも楽にしてあげれば、
再び、胸の問題を解決させるべく、闘病できるかもしれない、
という考えもあるけれど、酸素室は、あくまで補助的なもので、
細くなってしまった気管が広がるわけでは無い。
前にも書いたかもしれないが、機材をレンタルした業者さんに、
返却する際、ありすの病気に関して話をさせてもらった。
解剖した結果、胸膜由来の膿胞で、腫瘍では無かった、と。
そしたら、メーカー担当者は、やっぱりな、という感じで…
ウサギの胸内腫瘍で借りられる方は多いが、
1ヶ月とか長期レンタルされるケースはほとんど無いと。
だから、“違う病気なんじゃないか”と思ってたらしい…。
…他にもウサギがいること。
最悪、酸素室2台借りますか? 絶対無いとは言わないが、厳しい選択だな…。
酸素室だけの問題ならまだしも、
また皮下注射やら、何か合わせた処置が発生すれば、
その分、時間はどんどん費やされる。
でも、1日って24時間よね、変わらないよね??? アホな質問も飛び出す始末。
そんなこんなを、いざ、“その時”に、考え思い、吐き出すよりも、
今のうちに… と、書いておきたかったとです。
結局、想像しえない結果に出会う、ってのが私の人生パタンなんですがね。
漠然と、怖いなぁ…。
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