2012年03月11日(日)
ムッちゃんの再診。
(下書きできてたのでup、この後、簡単に現状記事をup予定。)

もぉねぇ、私の方が腑抜けるくらい翻弄、的確な言葉が見当たらないわ。

病院で、まず、伝える様子を頭でまとめて、
何を聞くか、どうしたいか、どうできるか、この場合どうかとか、
どの検査をするのか、これは聞かな、これは言わな、あの場合どうするか…
すんごい色々考え過ぎるうえに、
心臓バクバクで口から出る寸前状態のムッちゃん
連行するという緊張感でゲェ吐きそうでした。




2月24日(金) 病院。

どういう順番で話したかスッカリ忘れました。
ここで書く順番では無いと思います…。

2月19日のムッちゃん


ちょっと掘り掘りとかしてみるが


すぐ疲れてへばってしまう…




食欲の低下、体重減少(1.78kg)、呼吸の感じなど様子を一通り伝える。
病院測定も1.78kg

ムッちゃん胃腸に関して、もう、元通りに戻る事は無いと思ってる私。
遺伝性腸疾患勝手な命名やけど…。
そもそも、丸い糞が出ない状態で働いてる胃腸自体ありえへんやん。

(例えば、未熟児は成長せず命を終える事が多い、
 それって内臓が確立されてないとかそこらへんやと思うんやけど、
 生まれて間ぁなく、でなく、生まれて5年で。とかって長いスパンであったとしたら?
 年老いて内臓老化(?)で糞が丸くならないとかって聞いた事ない。
 ただの“老い”ではなく、遺伝性疾患があっての内蔵寿命だとしたら?
 5,6年は正常に機能できても、やがて壊れてくる。
 遺伝子がきちんと確立されていなかったから。 
 そう考えるのが至極妥当に思えてきた最近です…。)


スクービーの際は、排泄自体に不備を感じてたので、出しづらいのだと思ってたが、
ムッちゃんを見てると、
やはり、盲腸糞がうまく作れない、うまく出せないのではないかと。

ウサギって盲腸糞を出す時は、自然排便とは別で、必ず出る直前の“構え”がある。
不意にピタリ止まって、どうしたん?どうしたん?て思たら、肛門に口を持っていき…
「あぁ、食糞か」って。

そのピタリ止まってる間に、ムッちゃんは、力んだり、縮み上がったり、
震えたり、震わしたり、クシャミのような物を出したり、変な音を出したり
何せ、様々な仕草を伴う。
そして、肛門へ口を持ってくが、出せてない時もあるように見える。

とにかく、胃腸への負担を減らしたい。


が、最優先すべきは呼吸、胸腺腫の様子。
そこが悪化してれば、胃腸は二の次になるわけで…


話してる最中も、
「もぉ怖いぃ(;´Д`)」て言うてまうくらいのムッちゃん心臓…。

まずは、レントゲン、なのだが、「可能でしょうか…」
聴診器で念入りに心音を確認し、注意深くササっと済ませますといって実行。

この日は、今までのレントゲン写真を入れてるミニファイルを持参するの忘れて…
自分資料でその場で比較できなかったのが痛恨のミス。



病院のパソコン画面で過去のものと比較した時は、さほど大差なく、
悪化も改善もない感じ?だったのだが…

前回のと見比べると、書き込む数字がえらいことになってるんですけど(;´Д`)
(参照記事「ムッチャのピンチ。」)

ただ、横からの画像では、そんな大差なく感じる。



ここで出た話、
先生、先日、学会に行ったらしく、ウサギの胸腺腫の話もあったと。
リンパ…腫?か何かと見分けがつきにくいらしい。
言うた後、画像を眺めて、やっぱり胸腺腫だな、とかってヒトリゴトしてはった。

何度もレントゲン画像を見ながら、今更な情報ですが、
胸腺の場所は、前より(画像向かって左側)だそうで…。
なので、前回のレントゲン画像を見た時、
その辺りが窪んでる事から明らかに小さくなってる!と先生は明るめに言ったのか。
(喉側にくびれが出来てるのが正常の心臓付近レントゲンです)


まだ、そのくぼみは保たれていたので、
再度、ステロイドを減らせないか聞いてみたが…
やはり、そんな簡単な病気ではない胸腺腫
これ以上減らして、もし、再び大きくなってきたら、
ステロイドを増やしても効果が見られない可能性が高い、
総合して考えると、適量で大きくなるのをできるだけ遅らせて命時間を稼ぐ。


私って甘いよな…。
胸の中の問題はホンマに爆弾であって、一番命の危険、緊迫した状況だのに、
すぐソレはやってくるかもしれないと思う一方、
食欲や排泄物や、呼吸に比べたら問題外な点を気にしすぎてしまう、
優先順位を間違えかねない。

胸腺腫でウサギを亡くされた方にしたら、
こうして“闘病”してる事自体、すごいことなんかも…。
と、改め反省しなな、思た(。--)ノ


ステロイドは減らせない。 まず1件終了。


2月20日撮影)


次、多飲多尿に加えて、食、体重が落ちてきたことから、
腎臓の様子を確認すべく血液検査をすべきか否か…。

「ステロイドを服用してる段階で、正確な数値が出るのか?
 やっても意味が無いなら、行うに至らないし。」

ステロイドの影響が出やすい?肝臓の状態を知るのには有効。(やったと思う)
腎臓は…忘れた…。他、利点はいくつか述べてはった…。
まったく無意味、では無いようなのだが、現段階では必須とまでいかない感じで結局行わず。

ちなみに、レントゲン画像で見る腎臓は、ツルンとしてなくて
腎臓病である可能性がゼロでは無い、とか…。
(腎臓は向かって上右寄りの部分、データでなく写真でもらうので、
 鮮明でなく、上写真では様子はわからないと思います。)
ムッちゃんの腎臓は少しモヤがかった輪郭があるように見えた。
それが先生の言う“ツルン”なのか、ちょっとよくわからないのだが、
正常な腎臓は、何せ“ツルン”となってるらしい( ̄∀ ̄;)
で、“ツルン”となってなくても、働きに問題のない腎臓も多いので、
多飲多尿、食、体重など注視してく。

牧草の消費量が激減した事から、爆飲爆尿というレベルではなくなったが、
まどわされないよう気をつける。  2件目終了。


2月22日撮影)


それから、この激しい息遣いやらについては…
心臓病か否かの判断は難しく、レントゲン画像では、肺や気管の様子も気になると。
肺の周りに小さな丸い空洞が見えてて、気管支炎とかって可能性もある。やったかな…  
パソコン画面で、空洞を見せてもらって「ぅゎホンマや」て思った所しか覚えてへん(;´Д`)
ウサギの喘息はあまり聞かない、とかって言うてたけど…(何となくアテにならん発言臭い)

盲腸便を出す準備の段階で出るクシャミみたいなんも、
ホンマにクシャミで、気管や肺が関係してるんやろうか???

ま、現段階において重要事項では無かった、ということで。(;´Д`)


そして、どういう流れか忘れたが、最後の方、
こんな胃腸、先生どう思います?」て質問をした。

ウサギの腸に関して解明がなされてない、
元通りの機能、働きをすべくな腸に戻せる可能性が無いに等しいから
「ウサギの腸(盲腸)は触るべからず」と、いまだに言われる、
その腸が、触らずして、こんな状態って…。


相変わらず「わかりません」とか、質素は返答が来るかと思いきや、
「実はね、試してみたい薬があるんですよ」と来た。

( ̄ェ ̄;) えムスティ(この胃腸)にですか?!」

ネットをいじりながら、出た薬名が、「ボビノン」

「ぇぇええええ!( ̄□ ̄;) 先生!!!
 それ、私、前ぇに話しましたやんか!!!!!」


て、思い切り言うたわ。

「え、そうでしたっけねぇ( ̄-  ̄ )」


これも、先日の学会で紹介されたそうな…。
には胃袋が4つあって、第一腸(…腸って言うたと思うねんけど…)は、
ウサギの盲腸と同じような働きがあり、微生物がどうこう…。


「試してみたいんですか?」「試したいです!(キッパリ)」
「副作用の心配とかは?何か起こったらどうするんですか…」
「成分を見る限り、問題ないと思いますぅ」
「犬猫にも使用するんですか?」
「いや、犬には使えないなぁ…」
とかとか会話したかな。

…もし、あの時、私がもっときちんと調べて、
成分やら何やら情報一通り揃えて検討してくれ、と差し出したら、
先生は「試してみたい」と思ったのだろうか…

頭がぐるぐるした。



2月25日撮影)


でも、結局、飼い主、私は基本的に思考変わらんわけで…
学会で紹介された際は、使用途中であり、
「いい結果が出ることを期待している」というくくり。
聞いてみると、統計的に所謂“いい結果”が浸透するほど数が無い…。

病院でも、購入を検討段階で、ホンマに試すとなれば、ホンマのお試しであり…
まぁね、私が情報を頂いたのは1年前で、世間では主流で?
「その病院は今更何言うてるん?」「ホンマにウサギ診れるん?」
とかって思われるレベルなのかもしれないが…。

私は獣医師でなく、私が通ってるのはその病院で、
何かあった時に診てもらうのもその病院だ、ということ。


結局、先生のキラキラ顔に負けて?試してみる方向で〆た。
私のための5kgでは無いし、購入したら意欲的に処方してくみたいな感じやったし…。


でもね、やっぱり、そんなガッツキ力の無い私(。--)ノ
あまり期待もしていない。
腸そのものが正常に働く機能を失ってるとの推測から、
もう、腸内細菌や微生物とかって問題じゃないんちゃうかなって思ってるから。

スクービーの時と違い、劣勢遺伝子の数は、少ない! と、信じて?
ムッちゃんなら、持ちこたえてくれる! と、信じて、試すつもりではありますが…
胸の問題、心臓?腎臓? 他色々問題ありそうで、
何か予測不能な事態にならなければいいが…
やはり、心配、不安の方が多いかな。
そない大層な薬てわけでもないんやろうけどね…。



…ま、試すまでもなかった、という結果の心配もしている26日現在です。 

*********************************

(そして、試す以前、誰も予測できんわ!てな最悪な事態は起こりました。)


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頂いたのは1匹だったのに

…我が家へ来てちょうど

1ヶ月のある日、突然出産

生まれた子の中には

毛の生えないウサギが…

★はじめに★

 

「イマドキのうさうさライフ1」
2006.8〜2014.12.22

「イマドキのうさうさライフ2」
2014.12.23〜2017.1.31
 
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HP「世にも不思議なウサギ

生活」を元に描かれた作品

作:いとう今昔

 

彼らがこの世に生まれた

理由があるとすれば…。

 

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Special Thanks

頂きました(・∀・)

漫画『ぼくの友達』

作:いとう今昔

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私は繁殖しません

    

 

単なる宣言バナーです

ただの言いたがりんです

貼りたい方はご自由に。

  ★増やすのやめませんか★

                        

◆メンバー紹介◆

ありす
2004年6月14日生まれ

2005年4月我が家の
里子となり約1ヵ月後
わけわからん出産
パニック状態の私を
支えてくれた
初めてのウサギ

−2009年3月7日
胸水による呼吸困難
との闘病約3ヶ月を
経て亡くなる。
※胸膜由来の
膿胞による胸水
詳しくはコチラ

チョビ
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
カジカジアピールと
足ダン攻撃が激しい
長年大病なく最後の
1匹の座を勝ち取る
−2015年7月29日
2014年3月末に
悪性リンパ腫を発症、
同年10月からは
老齢性と思われる
寝たきり生活に突入
最後は重度の肺炎にて
だいな
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
びっくり顔が特徴で
すぐゲージ奥へ逃げる
私の目を伺いながら
悪さする実はツワモノ

−2008年3月1日

急性毛球症(腸閉塞)
にて病院で亡くなる。
詳しい経緯はコチラ

ムスティ
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
幼少からマイペース
攻撃性がまったくなく
面白いやしキャラ。

−2012年11月18日

前年末より胸腺腫との
仮診断のもと闘病、
7月には下半身脱力
半寝たきり生活開始
10月には胸水発症
呼吸器不全にて亡くなる。
ひめ
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
友達が勝手呼んでた
名をそのままつける
らしくツンデレだったが
闘病時はベッタリだった

−2012年6月22日

前年末より胸腺腫との
仮診断のもと闘病
ステロイドの副作用が
激しく、著しく低下する
免疫力に立つ瀬なく
誤嚥性肺炎で亡くなる。
スクービー
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
不秩序な交配による
遺伝子の突然変異にて
無毛で生まれ育つ。
男らしく激しい一面あり。
彼なりの換毛で薄く
産毛に覆われたことも。

−2011年9月6日

長きに渡る胃腸不良の
日々を過ごし、発症した
盲腸便秘(ガス)、治療
の甲斐なく亡くなる。
※患ってきた数々は
記事分類・スクービーで
シャギー
2005年5月23日生まれ

ありすから生まれた
6兄弟の1人
スクービー同様で
無毛で生まれ育つ
やんちゃで危険な
場所にも侵入多々
換毛はなく、毛布も
上手に使いこなす。

−2010年7月31日

長きに渡る胃腸不良の
日々を過ごし…何かが
違った?に気づけず
末端にて亡くなる。
※患ってきた数々は
記事分類・シャギーで
スカイ
2004年(推定)
10月11日生まれ

2008年10月某牧場から
引き取ったよそ者
いじめられたか、鼻、耳
目ぇと男の勲章満載
飼い主大好き甘え上手
な一方で、きちんと
わきまえるおりこうさん

−2013年1月1日

前年9月に腎臓結石
腎不全、11月には
毎日自宅で点滴行うも
改善なく亡くなる。

ニックネーム:ヒトウサ

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