一か八かに賭けた私にバチ。
6月22日、日中、ひめが亡くなりました。
歯根膿瘍の薬を胃腸の薬に混ぜると、どちらも飲まなくなってしまった。
せめて晩だけでも、と、隣の部屋へ連れて行き、半ば無理に飲ませること3日間、
言うても、口周りボトボトでほとんど喉を通っていないと思われる。
食の落ちてる感は無かったが、体重は激減し1,53kg
膿瘍の薬を止める。(14日)
日曜(17日)には、頂いたペレットを完食するという不思議な出来事もあったりした。
6月18日(月)1,57kg
アゴがゴボゴボしてきてるのが気になり、また膿瘍の薬を飲ませる。
その夜は、食がガツンと落ちる。やっぱり止める。
22日、金曜夜に病院の予約を取っておき、自分だけで行くか連れていくか悩み続けた。
ポツポツ食べてはいる。
病院へ連れてくストレスでまた食が、これ以上落ちてもらうわけにはいかない。
食の落ちてる原因が、胸か胃腸か口か…。
もし、少し歯をどないかするだけで食べれるのだとしたら、
そんな簡単な事に気づかず衰弱死なんて後悔しきれん、
それらを調べる術はあるのか、
…金曜夜に自分だけ行って、聞いてみてから連れて行こう、と、
土曜の午前にも予約を取っておいた。
21日(木)夜、鼻(息)とお腹(心臓)の動きが非常に早く、食も落ち、動きも減る。
「呼吸困難」とは、鼻を大きく開きゆっくりたくさん吸い込もうとする…
との認識から、胃腸に何か起きてるのか、どこがなにが?
明日、私だけで病院、とかってレベルでは無いな、と思った。
その夜は、バジルの葉をちぎって与えたら食べた。
ケージ内には、いろーーーんなもんがたくさん用意されてるのに、
見向きもせず、バジルの葉、5枚くらいか、と、ニンジン薄いの2つほど、
水菜も手渡しで食べたな。
22日(金)朝、いつも通り、外に出す。
走っていったところで留まる、動かず。
鼻のお腹の動きは昨夜以上に激しく、目を細める。
目を細める…。
抱き上げてひざに乗せるも、逃げようとしない。
ムッちゃんが足ダンをした。 もうアカンか、と思った。
病院へ連れていって、どないかなる、とは思えなかった。
時間の問題かもしれない、しれないひめを連れて帰り、置いて出社できるか、
よーせん。
休めるか、
・・・今日、絶対亡くなります。という確定なくして休めない、そう思ってしまった。
本当にダメかもしれない、という、心配ではなく、現実。
定時になって、身支度しながら携帯を見る。
5時頃、父からメールが来てた。
「大変」「姫が死んでる」 と。
「今から帰ります。そのままで」と返信した。
朝の苦しそうな様子から、惨劇を覚悟したが…
そのままボテンと倒れていた。
大きく開いた目は、もう、赤くなかった。
「ひめ、おすましして…」 と思った顔。
土曜、言葉なくずっと眺めていた。
漠然と「許す」って風にも見えたりした。請うてるつもりはないのだが。
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病理解剖(立会い)の事はまた今度書きます。
結局、胸の中はすごい状態で…
心臓、肺、胸腺、すべて病理検査に出しました。
おそらくガンでは無いだろうし、
内容は大したものにはならないだろうけど、
…一応、出てから書こうかな。
どうしようかな、どうするかな、どうなるかな。どうでもいいか。
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