自宅で自分が注射をする事によって…
これで、これで、あらゆる悩みが軽減される。
…明日の午前(病院へ)行かんかったら、次はいつになるか…
その間、順調に過ごせるか、もし、何かあったら…
でも、度々連れ出したくはない。ストレス倍増は一番避けたい。
とか、
毎日毎日、「今日は、帰宅したら、まず、病院へ走らなアカンかもしれん」
と、思いながら終日過ごす事。
とかとか…。
『1日1本の皮下注射、それで様子を見て、また、食が落ちてくるようなら、
相談してもらって、1日2本とか…考えましょう。』
急変は否めない病態であるけれど、とりあえず、とりあえず、
これで、明日の事が考えられる、明日が見える状態に…
どんだけ、精神的に救われた事か。
神経は蒙等磨り減りますが、
どっちにしろ、どれにしろ、磨り減る選択肢しかあらへんしぃ〜└( ´-`)┘
愛情一本!
私は今まで注射経験が無く…どちらかと言うと針は嫌いってタイプです。
順調に注射ライフが送れてるか、ってぇと、無論、んな事ない…。
いくつか小話をお披露目させて下さい。
(※内容については、だいたい、1月上旬までのありすの状態を指してます。
今現在は、また色々状況が変わっているので…
時間の流れは気にせず、読んでいただけたら…。そん時は、そうしてた…って…。)
1月2日 ミントボールと格闘するありす。
…静止画では、普通の時と変わりないように見えますねぇ…。
『カットビューティー』
そんな歌がフリッパーズギターにあったな、思て…(ヘアカットビューティーか)
毛があるゆえ、掴みにくい、すべる。
そして、針がいつ、皮膚に刺さるのかわからない…。
当たり前やけど、注射の針の先って、メチャクチャ鋭利です。
気にする機会が無いだけやけど、ホンマ、恐ろしいくらいです。
そら、触れただけでも、ピク!とするわいな…。
それを避けるために、思い切って!…て、言うけど…
いつ刺さるのか、見えないから、加速をつけ過ぎてもイヤやん…
筋肉注射やないんやから…ブス!って… イヤやイヤや。
という事で、思いきって、首の後ろ、肩の辺の毛をバサバサ切りました(。--)ノ
同じ所ばかり打ってると、剥げてくる、と先生は言うたが…
待ってられん!
普通のハサミで適当に切りました(。--)ノ
いっそ、キレイに刈ってまうか?! とも思ったのですが…
皮膚が丸見えになると、それはそれで、針の刺さる瞬間を見るのは怖い…
自分が注射をされる時ですら、顔背ける私ですよって…。
どーせまた生えてくるやろう…思ってたけど、案外伸びません…。
ありすのその辺は、今でも、ガタガタな毛並みです…(。--)ノ
カット“ビューティー” でなく、カット“ダーティー”が正解やね(。--)ノ
『とっても、いい話』
それは12月24日、会社から解雇を言い渡された日。
まぁね、仕事は辞めようと思ってた。
こんな事になって、今年の年末作業地獄は絶対にココにはおらん!
余裕のない頭でも、それぐらいは考えてた。10月末メドやな。って…。
今回、私(たち)派遣の解雇のみならず…他にも色々話を聞いてね…
(まだ社外秘なんかもしれんので、会社名知ってる人は、一応伏せておいてね;^^)ノォィォィ)
さすがにダメージが大きく…
「…今夜(3日目)、
こんな精神状態で注射できるかな…今日は、止めようかな…」とか思った。
帰宅して、夜、…やっぱり、時折呼吸が苦しい感じのありすを見てると、
「やっぱりアカン!したらなアカンわ!」て思えて…
その日も、何度も何度も、肩の辺を掴み直して、
「行くで、行くで、ありちゃん頑張ってや、
ストップやで、動いたら危ないからな」って決行。
無事、注入、針を抜く、までやり切ると、
「はぁー無事済んで良かった(/TДT)/」と、ナデコをお見舞いするのですが…
何と!注射が終わった瞬間、ありすが、私の左手を
(ありすの頭を抑えながら肩の辺の肉を掴んでる手)
舐めてくれるじゃないですか!!!!!
(T◇T) ありちゃぁんッ!!! …もうね、キスの嵐っすよ。
チクってしてから、しばらくしたら、おしっこが出て、
体が少し楽になる…って、学んでるのか…
不思議と、毎日の事なので、私が何を用意しだして
…今から何が起こるかってのは、わかってるはずなのに、
いつも、きちんと受け入れ態勢で、注射をさせてくれます…。
別にね、「今日な、解雇んなってん」とか、そんな一般会話はしません。
でも、顔に出てるんやろうかねぇ…なんとなく“浮かない”顔?
…あぁ、前にもこんな事あったなぁ…って…。
HPの方で記載してますが、
ありすがいきなり子供を生んで、私が赤ちゃんの生死確認をせねばならん頃の事…
ありすを部屋へ開放し、ニンジンを用意しといて、夢中になってる隙に、
ケージの奥から巣箱を取り出して、全部動いてるかどうか確認する…。
…すごく苦手でね、あの赤裸の…何か、内臓の塊みたいなヾ(--;)ぉぃぉぃ
とにかく苦手なんです。
(亡くなってる子がいたら、他の子の体温を奪う可能性があるので、
取り除かなければいけない…。)
巣箱の中をチェックしてたら、ありすが戻ってきて、
「ヤバ!」と思ったら、巣箱を持つ、私の手を舐めてくれた…
「一緒に頑張ろうな!」って言うた、私が頑張れてない…。そん時もそう思った…。
一番しんどいのはありすやのに、そんな中でも、いつでも私を支えてくれてる…。
ええ話やろ(ノ_−。)
そんな素敵なありすに対して私は…
ホンマ、…アカンなぁ…って話が次の、
『なんか目玉が飛び出てませんか?!』
同じ24日、舐めてくれた後、ありすはルンルン(謎)で、
トイレへ向かい、シッコをして、ペレット器に顔を突っ込む。
「あぁ、元気やで!って食べる様を見せてくれてるんやね(ノ_−。) ありすぅ…」と、
感動しながらよくよく見ると…
「( ̄ェ ̄;) エッ?
ちょっと待って! 左目、妙に出てませんか?!」
目頭の付近に、本来見えてない白い部分が、
…白いのが出てきてるというより、目の縁が広がってる?みたいな見え方で…
真正面から、右目、左目、と、見比べてみると、…出てる! 確かに出てる!!!
「ぎゃ、ありちゃん!」って、速攻、瞼を戻して、
「目ぇ引っ込め、目ぇ引っ込めぇ」と撫でて、元に戻す。
うん、とりあえず、瞼は塞がる。
でも、また、食べる時(うつむく時)や、ハっ!とした瞬間に、ガっ!て左目が出て来る…。
一応、先生に相談したのですが…
目玉が出る原因は、酸欠や、高血圧。(他にもあったか忘れました)
でも、片目だけと言うのは…( ̄-  ̄ ) ンー て感じで…。
おそらく、出てると言うても、ホンマにヤバイレベルの出方では無いだろうし、
瞼を撫でて元に戻る、と言うか、瞼を閉じれるぐらいであれば、
まぁ問題ないでしょう…と言う事で。
…実はコレ、自分自身に心当たりが…(; ̄ノェ ̄)コッソリ
注射の間は、動いたら危ない!って、普通に思うわな、
で、無意識の内に、私の左手には、すんごい力が入ってると思われる…。
右手は注射で塞がるので、
左手の指を使って、肉を掴む、耳を間に挟んで、余ってる左手の腹?で、頭を抑える。
針の刺さる瞬間、どうしても、ピクっとなるので、力が加算される。
ピクっとなると同時に、目がパって開く。
肉を掴むのにも力が入るが、抑える腹にも力が相当入ってて…
ふと気づくと、ありすの左目の瞼を、
親指の付け根で、むちゃくちゃ押し上げてるでは無いか!
…ゴメン、ありす…。
目頭が切れたのかもしれません…。
以降は、左手の力加減や、腹の置き場所に注意を払って、
瞼を押し上げないよう、何とかやれてる、か、と…。
(結局、原因不明ですが、最近でも、やはり、ちょっと出てるかと感じる事があります…。
わかりづらいですが、2月5日に撮影した画像です。)
『イロイロあるわ。』
一応、日記をつけてるのですが…書く事もままならないので、ミミズ…。
自分でも、見返して、読めないくらいミミズのオンパレードで…
詳しい日付、今は、調べる時間を省かせて下さい。m(_ _)m
たかだかウサギへの皮下注射、病院では、いとも簡単に見える作業ですが、
やっぱり、体へ針を刺すって事で、色々ネタは生まれます…。
「注射跡から出血」
とある日…
注射を終え、ナデコを山盛りプレゼントして、
酸素ケージ前面を閉じて、ε-(( ̄、 ̄A)フゥー と、一息。
その時は、何って何も無いんですよ、でも、しばらく後、ありすの背中には赤い筋が…。
げ、出血してる!
…まぁ、針で刺すんやから、血は出るか、と思うのですが、
病院で何度となく目撃してる注射シーン。
正直、その後、出血してるのを見た事がありません。(採血は除く)
とりあえず、もう固まってるし、血が止まらないと言う事は無いので大丈夫だと思うんですが…。
画像は2月13日(2度目の出血…1度目より赤い線が長かったです…)
看護師さんと話す機会があって聞いてみたら、
「たまに私たちでもありますよぉ」って。うそぉ〜!? でも安心したわ。
(先生にも相談はしてます。無論、血が止まってるのであれば、問題無し。)
「自分を刺す」
とある日…
注射の蓋(キャップ?)を取る時に、…硬い時があるんですね、んで、勢い余って、
反動作用で、自分の左手の親指をブスリやってしまいました。
…むちゃくちゃ痛かった…。
こんな痛い思いをしてるのか…毎晩… と、辛くなった。
左手の親指は、注射を打つ場所付近を掴む、大事な大事な場所…。
この痛さなんて、ありの痛さや苦しさに比べればヘでも無い。
何なく、無事、注射は終えましたがね。
それ以降は、キャップ一つ取るという作業においても、注意散漫ですワ アチャ・・・(ノ_<;)
ちなみに、さすがに血が出たので、
再度、ありすへ使用する事はせず、返品…。1本無駄に…。(  ̄_ ̄)
しかし?
「当人なら2度使用OK?」
注射を刺した瞬間、むちゃ動き出した事があってねぇ…
動きを止めれるレベルでなかったので、“危険!”て思い、一度刺した針をすぐに抜いた。
…しばし眺めてから… 他の動物ちゃうし、血ぃついてへんし…大丈夫かなぁ…と、
同じ注射を使用した。
…何なく終了できたが…。
先生にも逐一相談はさせてもらってるが、この点でも問題なかったようで…。
他のウサギでも、病気が無ければ(その子に病気があるか否かの確証は無いよね…)
まぁ大丈夫でしょう。ってな感じやったんちゃうかなぁ…。
だって、注射注射言うても、タダやないんよ!
「「慣れた?」…それは禁句」
意外に?誰も聞いて来ないような気がする…。私の頭に入ってないだけか?
何かね、はたから見たら、「手際よく慣れてきたやーん」って言われるかもしれんが、
やっぱり、私は看護師や医者を目指してるわけでもなく…
重圧は日々きちんと感じてる。
仕事でも同じだが、イヤやけど、毎日やらなアカン事、
「大丈夫、今日より明日は絶対マシ、1週間後はもっとマシ。」そう思って、
あの、最初のイヤな後退心を説得してる。
実際、1ヶ月もすれば、絶対に慣れてる自分がいるのだから、それを想像しもって、
仕事は、初日で辞めるとかって事、無かったです。@派遣
でも、注射やで。
ホンマは、だいぶ慣れてきてるんやろうけど、何か悔しいから?! 辛いから?!
「慣れた?」と聞かれれば、「慣れへんわ!」って怒ると思う…( ̄∀ ̄;)
「空気が入ったら死ぬ」
注射の中にね、空気が入ってる時がある…
これ、シリンジで薬を吸い上げる時、経験ある人もいると思うんやけど…
きっちりメモリのラインの所から(?)満タンに液が入らないんよね。
で、空気(?)が混じってる物が多々あって…
“人間て空気を体内へ注射で入れたら死ぬ”とかって話、聞いた事ない?
そんな時は、姉に相談。
(姉から聞いたか、先生から聞いたか忘れた…。 中身もうろ覚えです…(。--)ノ)
確かに、血管に空気が入ると、それが一緒に肺?へ流れて?管を封鎖してまう…とか…
ま、よほどだろうが、
あながち、「それはまったくのデマです」と言うわけでもなさそうだ?
先生は、まず大丈夫って言うけど、不安やん。
そこで、またまた姉w
注射に入ってしまった空気を抜く方法を教えてもらう。
針を上にして、ピンピンッ!て、指ではじいて、空気を上へ持って行く。
んで、下から押し出せばいいのだが、針先にある液が出てしまう場合、
一度、ゴム?押し込む柄を下へ少し引いて、針先の液もシリンジ内へ移動させ、
そして、空気を一番上(の層)に持って行き、んで、押し出す。
…ま、そんな技、習得したってねぇ〜…(  ̄_ ̄) っちゅう話ですが…。
『注射の後の酸欠』
注射がイヤな物。と学習されないよう注射の後は、たくさん撫で撫でをしてあげてる。
が、注射の後、呼吸がかなりしんどくなるようで…
相談したら、「酸欠。そんな時は、すぐに酸素マスク。」と。
注射の際、ケージ前面を開封するので、必然、酸素濃度は下がる。
注射を打たれる事で、体が反応するから、エネルギーの消費?は上がる。
「注射は素早く」 と、言われ…
それ以降は、前面を開けて、サっと掴んで、サっと打って、サっと流し込んで、
ササっとなでて、サっと前面を閉じるように…
そうする事で、
「せっかくケージが開くのに、チクって痛い思いだけして終わりかよ」ってありすに思われたら…
「注射は嫌ぁ〜い」って、手前に出てきてくれなくなったら、
受け入れ態勢を作ってくれなくなったら…
と、心配してたんですが、不思議な事に、ありすは、そんな淡白な接触時間であっても、
ちゃんと、手前に来て、受け入れ態勢を作ってくれます。
注射の後に気づいたのだが、耳が妙に熱い!
そしてよく見ると、血管が浮き出てる???
他の子と見比べると、さすがに冬だから?皆さん白っぽく、血管が見づらいぐらい。
スクービーやシャギーなんて、(これは寒いからやろうけど)血管まったく見えてへん!?
特にありすのケージは温かいと言う事は無い。
※呼吸の苦しい動物は、温めるよりも、寒いぐらいの方が良いとのこと。
先生に聞いたら、血管の色には注意が必要だが、
ありすの場合、やはり、心臓や肺が圧迫されてる事から、
血圧が上がっているのかも、それで、こうして血管が浮き出てしまうのかも、と…。
やはり、この場合でも、必要なのは“酸素”
それからしばらくは、注射後、酸素チューブを直接
(マスクを使用せず、機械から送られてくるホースの先端)
鼻付近にあてて、耳の熱さが落ち着くまで、撫で撫でしながら、様子を見てます。
(画像は1月13日のもの)
そして、『お金の事』
注射は1本500円です。かける1ヶ月で…って、計算は、するだけ野暮です。
必要な経費ですから。
ちなみに、病院で打ってもらうと、それに技術料が加算されます。…3倍です。
こりゃ、病院が隣りにあっても、
「自分でトライします」を選択せざるを得んわな、私の経済力では。
それに加え、飲み薬も処方されています。これも、必要なものです。
酸素室のレンタル、これも、必須です。
やりくりできるのか? するしかありません。
削れるものは、何ぼでもあります。
とりあえず、人間として、衛生面でマズい事態にならなければOKでしょう。
化粧なんかせんでも、洗濯できてれば、毎日同じ服でも。
もう、外食とか、CD買うとか、そんなん、既に脱落です。
「趣味は音楽」って響きが、あぁー懐かしい。
時折、自分をハタから見て
「いくらペットが大事や言うても、あーは、なりたくないよなぁ〜」ってセリフが湧いたりします。
そう思って欲しい、そう思って、飼わないで欲しい。
ブログ『家の“うさ”』のyuuさんがお世話になってる病院の先生が、
「動物は人間に飼われてる時点で、すでに不自然」と言うお話をされてたそうです。
(動物でなくペットやったか、ウサギやったか…ちと忘れてしまいましたが。)
要は、さんざ“不自然”で、飼っていたのに、いざ、病気になると、調子が悪くなると、
動物やし、もう“自然”に任せて… とかって、おかしいよね、っちゅう話。
どこまでしてやれるのか(時間、お金など)、
また、どこまでする必要があるのか(動物の体の負担において)
とりあえず、もうこれが限界(お金の面で)やわぁと、諦めておいて、
その後、旅行に行ったり、洋服買う、化粧品買う、酒飲みに行く、
…そんな人間には、なりたくない。てか、なれません。
でもね、私にも、底を付く時は来るかもしれん…。
今ある命は守るとして、もう、増えたらアカンな、って、つくづく実感、思いました。
…助けたい命が、外にあっても、手を差し伸べられない時が、今かもしれない…。
そんな命が、街に溢れませんように…。
画像は1月10日のありすです。
後ろ姿は特によくわかります。かなり痩せてきてます。
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