※適当な、自分で納得のいくタイトルが思いつかなかった。
何をどう書いていいのやら…。
そんな時は、全部書いてしまう?…あまりにたくさん有りすぎる。
それと、書き方によっては、ある人を傷つけてしまうかもしれない。
傷つけるつもりはもちろん無い。でも、だからといって必ずしも傷つかないわけでは無い。
他人(自分自身ではないという意味)なのだから。
ではどうする?
去年の夏頃だったか、職場の同僚の友達夫婦が、父親から某牧場の経営権を譲られた。
牧場の存在すら知らなかった夫婦は偵察に訪れる。
ここの動物か野生か?何が何かわからないぐらい荒れ果てていた牧場。
おそらく、ろくにご飯ももらっていなかったのでは、と、推測できる現場、
殺気立つ動物もいた。既に、具合の悪い動物も。
父親は、経営権はあったものの、現場の管理はU氏に任せていた。
宿泊施設やレストランも兼ねていた牧場。(当時はミニ動物園としてオープンしたようだった)
U氏が、どれだけの人を雇い、どのように管理していたのかは不明。
夫婦は、他にも色々問題がありU氏に辞めてもらい、
新たに人を雇い、牧場の建て直し?を始める。
と同時に、収入源として、牧場一部を改築して、ドッグランや売店を始める。
住まいは離れていて、自身の仕事もあるとの事で、夫婦は土日に顔を出せるぐらいだった。
(以上、私の知ってる聞いた範囲の事柄を簡単に書いてみました。)
その売店へ休日のみ、同僚がバイトへ入る事になる。
基本的に、牧場内の動物の管理は、アルバイトの人が行なっており、
同僚は売店拘束だったが、手の空いた時など、動物達の世話を手伝ったりしていた。
そうして、“ウサギ”もおるっぽい…と、私の耳に、その牧場の話が入るようになる。
主に、“ウサギの飼い方”の相談を受けていた私。
(内容については、ごく基本的な飼育方法など)
飼育書も渡すが…
実際、その場所を見ていないので、具体的に想像もつかず、アドバイスも難しい…
と言うことで、去年10月、一人では心細かったので、
ウサギに詳しい友達に付き合ってもらい、その牧場へ見に行く事に。
当時、牧場内は関係者以外立ち入り禁止状態にしてあった。
同僚自身も、どこに何がいて…と、把握しきれておらず…、
一緒に、端から端まで散策をする。
動物園にあるような正方形の檻(鳥や小さい猿?とかが入れられてるような檻)が
いくつか並んでいる所で、スカイを見つける。
画像ではわかりませんが、たくさんの蚊やコバエかが、
スカイの体周りを飛びまわってました。
すたれた檻で、中に何も居ない檻もある。
スカイが居たのは奥の方の檻で、一見、何も居ないように感じた。
…と言うか、正直、生き物を住まわせるような状態の檻では、どれも無かった…。
“ウサギ”は全部で4匹、3箇所に分かれて拘束されており、
同僚が知っていたのは、1箇所(2匹)のみで、スカイの存在はその時初めて知ったと。
耳の白いのはカビだろう、と、素人の私達でも判断できる。
右目は潰れてるように見える。
訪れた時は、夫婦は不在。
とりあえず、すぐ病院へ連れていくように伝え、その日は帰路に着く。
数日後、病院での診察内容の報告を同僚から受ける。
・耳はカビ、でも、人への感染は、よほどでない限り大丈夫(塗り薬を処方される)
・目は重度の結膜炎(塗り薬を処方される)
・外に居た割りには、ダニやノミは少ない方
・もうおばあちゃん
それから、
私がスカイを引き取るに至るまでの経緯は、ほとんどが気持ちの部分です。
こういったケースが初めてだった私、
もちろん、先方も、性質の悪いブリーダーやらと違って、素人です。
世話もろくにしなくて、ボロボロの状態であっても、手放さない、
そんな人たちではありませんでした。
しかし、動物に対する考え方は、根本的に違うようで…。
また、直接のやり取りが全くできなかった。
間に入ってくれてるのは、職場の同僚、
その先は、私より付き合いが長く、大切な“友達”夫婦。
最初、先方の言い分は、
病院へも連れていったし、もう歳だということで、これからはきちんとコチラで管理する。
という事だった。
…でも、納得できなかった。…信用できなかった。
他にもウサギはいる、他にも動物はいる、そこへ時間を、手を、回してあげて欲しかった。
挙げれば切りはありませんが、最終的に、引き取らせてもらえる事に。
そうして、10月18日、スカイは我が家へやって来ました。
*****************************************************
*****************************************************
これは、たまたま、知り合いの流れがあって、耳に入った情報でした。
耳に入らないだけで、そのような惨状は、あちこちに存在してると思っています。
もし、何かで訪れたら、見つけたら、気づいたら、
「可愛そう…」と、思うだけでなく、行動を起こして欲しい。
しかるべき所へ連絡を入れる。
『動物愛護管理法』という、国が定めた法律がきちんとあるのです。
それに従い、
各都道府県、または、市町村の動物管理センターなどに連絡を入れ、報告をする。
視察、警告を要請する。あまりにひどい場合は、警察でもいいと思います。
(取り扱ってない。と言われたら、「そしたらどこへ連絡すればいいか」聞いて下さい。)
(きちんと税金を納めてる限り、大きく出ていいと思うんですけどね、私は。)
動物保護団体へ連絡を入れ、
「保護して下さい」「助けてあげて下さい」と言うのは、根本の解決には至りません。
彼らは暇をもてあまし、お金を持て余した挙げ句、活動してるわけではありません。
限られた時間、人手で救える、
正しく飼育・管理できる命の数には、限りがある事、知っていて下さい。
※ ここで記した某牧場は、08年10月時点で、「立ち入り禁止」と、してあるように、
すでにセンターや愛護、保護団体が視察に来たり、警告を受けたりされています。
*****************************************************
*****************************************************
その後…。
当時、廃業した移動動物園から、ウサギを引き取ると言う話が平行してあったが、
その後の話では、「あれからウサギは増えていない」との事。
また、動物園で飼育経験のある方が、新しく入り、働いてくれていると。
まさか、派遣切りに合うなんて思ってなかったからね、当時は…。
今は、どういった状況であるか、わかりませんが、
その内、スカイを連れて遊びに行こうかな、とか思ってます。
…でも、またダニ拾って来たらイヤやからなぁ( ̄∀ ̄;) お留守番かな…。
*****************************************************
*****************************************************
シアワセですか?
|