まぁたッ!ペレットを思考する、した。
今回は、シャギーのペレット。という視点なので、
今までの思考、調査、情報、経験、などから、問題無さげなチョビ、ひめ、スカイは、
今のところ、サンコーさんのラビットプラス・ダイエットライトのままでええかなと思ってます。
スクービーは、シャギー同様の理由から、同時に切り替え中。
(て、ペレット自体、ほとんど食べへんねんけど(^-^;))
ムスティも、汁糞改善を期待して、切り替えを検討中。
関わるシャギーの様態は、シャギーの方の記事で。
ここでは、“ラビットフード・コンフィデンス”についてだけ書きます。
お試しで3キロも買えるって、さすが多頭飼育の強みよなぁ〜。
(※ おそらく…「試したい」とお願いしたら動物病院で小分けにしてくれると思います。)
↓詳しくはコチラ↓
(既存記事と被る部分もありますが…)
シャギーにコンフィデンスはどうか? と、
ちょっと調べた時に、成分の粗繊維の数字が、さほど高くなかったのだが、
一応、先生に相談はしてみた。(←おそらくどっかで書いてます。)
尿石症のウサギさんには薦めている。という先生に対して、
でも、カルシウムの値も、それほど低いとは思えないのですが?
と問うたら、“信頼性”の話が出た。
コンフィデンスは、
製造元は、ニッパイ 日本配合飼料株式会社 だが、
販売元は、ゼノアック 日本全薬工業株式会社 です。
この販売元のことを先生は言うてるんだな、と。
ちなみに、膀胱炎の気があるシャギーに対して、特に薦められてません。
(その後の経緯はここでは省略)
現品を購入し、気づく疑問がいくつか…。
まず、パッケージの製品要点(?)
(すんません、Aのカロリー(タンパク質とか)に関して、今回はスルーしてます。)
成分表
まず、Bの“豊富な食物繊維”について。
この数字を見て、「豊富かぁ?」って…思うよな?
でもな、よー考えたら、
どんな数字でも、どこもかしこも「繊維はバッチリ♪」てうたってない?
食物繊維が入ってる=繊維は豊富 なんか?
この製品に限った事じゃないし、
何をもって“豊富”と言うのか、定義もあいまいなので、今回はスルーしてます。
で、で、で、頭の整理にえらく時間のかかった
@カルシウム含有量を抑えて… て件について。
尿中カルシウム排泄量が、
他のフードを食べてるウサギと比べると、少ないというグラフだが、
コンフィデンスの(成分表)カルシウムの値は、
他社製品と比べると、ズバ抜けて低いとは思えない。
加えて、原材料は…
思いっきりアルファルファやん!?
ド素人の私は、これらを見て…
口から入るカルシウムの量は、少ないとは思えない。
でも、オシッコに出てくるカルシウムの量は他社製品より少ない。
て事は、体内に残るカルシウムが多いて事?逆に結石になりやすいんでは?
いや、結石予防として、獣医師が薦めてるくらいやから、イケてるんやろう。
いやいや、そしたら、
口から入ったカルシウムはどこへ行くのん?!
「どういう事なんでしょう?」 と、まずは、病院で先生に聞いてみた。
まず、カルシウムの流れ。 ※ムチャクチャ簡単に。
水色★をカルシウムだとしてください。
口から入ったカルシウムは、約半分は糞として排泄され、
残りの半分は、血管を通って、必要な分は、体内に吸収され、
不要な分は、腎臓経由で尿として排泄される。(を、描いたつもり(^-^;))
( ̄-  ̄ ) ンー (先生は、元々のカルシウムの量が少ないと思ってはった。(VノェV)コッソリ)
考えられるのは、
「やはり、カルシウムの量自体が少ない事」 でも、そう思えない数字…なので、
血管を通って、体内に吸収される時点で、何か調整できるような成分が入っているか…?
(と、無理やり選択肢を頂いて…)
ニッパイへ問い合わせてみました。
お返事(部分的省略&文字細工編集)
『パッケージに示したデータは、発売当初、約10年前のデータであり、
当時の実験で設定した2種類の飼料のカルシウム含量は次の通りでした。
他社ラビットフード=カルシウムの分析値は1.0〜1.3%(表示は“0.8%以上”)
コンフィデンス=カルシウムの分析値は0.6〜0.7%(表示は“0.6〜0.8%”)
このような設定の上での実験結果を示し、
「コンフィデンスは、摂取するカルシウム含量が制限できるため、
尿中に排泄されるカルシウム含量も少なくなり、尿石症の対策に効果が期待できる」
ことを説明していました。
しかし、パッケージでは掲載できる内容が限られてしまうため、
十分な説明ができず、誤解を招くような結果となり、申し訳ありませんでした。』
すなわち、
『○○様を混乱させたような複雑なメカニズムがあるわけでは無く、
他社製品のカルシウム含量が高かったことを前提とした説明であるために、
十分に理解をしていただけなかったことになります。
口から入ったカルシウムがどこかへ消えている訳ではありません。』
(((((((( ̄∀ ̄; もぉな、問い合わせ読んだ人は、絶対、笑ろた思うわ。
今でこそ、
成分表示の数字を見て、カルシウムが多い、とか、少ないとか言うてるけど、
当時は、カルシウムの値がどれくらいなら、“低”カルシウムなのか、って
数字的に衆知でなかったのかな、
だから、排泄される尿中のカルシウム量を例に示していた、て事か。
『近年、国内のラビットフードは急速に「低カルシウム化」が進みました。
2010年現在では、○○様もご存知の通り、チモシーをベースにした製品も
多く販売されており、一般のラビットフードのカルシウム含量も低めの設定となっています。
10年前と現在とでは、ラビットフードの基本的な内容が大きく異なり、
低カルシウム食の効用が広く認知されて、品揃えも豊富になったことから、
コンフィデンス以外のラビットフードを「他社製品」として
説明すること自体に無理がある状況になっています。この点については、
今後のパッケージ変更等で改善するように検討したいと考えています。』
そう、比較のグラフで示されたピンク色の方、数字が表示されてないので、
今見ると、「現在の」と当てはめる。 だからこそ湧いた疑問だった。
ある意味、私ってば、エエとこ突いたんちゃうん?
ま、これで表示が変わるとは思えないけど…。
最後に、いいアドバイス(?)も書いてくれていた。
『フードの成分表示の欄でカルシウム含量を
「??%以上」としている場合はご注意ください。
表記されている数字は比較的小さい数字でも、
実際のカルシウム含量は高い場合があります。
弊社や他社のカルシウム制限食のように、
「○〜○%」と上下の範囲を示した場合以外については、
成分表示の数値よりもカルシウム含量が大幅に高い場合があります。』
非常に勉強になった。
前々から気になってた、数字表記。
一番知りたいのは、
繊維は何パーセント“以上”なのか、
カルシウムは何パーセント“以下”なのか、
何故、消費者の求める、見合った“以上、以下”で表示されないのか。
ここに答えがあるかも…(ないかも?)
ペットフードの表示に関する公正競争規約…
(すみません、私は全文読めてません(;´Д`))
ちなみに過去に問い合わせた分。
サンコーラビットプラス・ダイエットライトの繊維表示27%以下に対して、何%以上なのか?
『何パーセント以上のデーターはございませんが、標準値は25%になっています。
ペットフードの表示方法に基づき 27%以下とさせていただいております。』(08年4月)
アメリカンペットダイナー・Timmyペレットの繊維表示30%以下に対して 何%以上なのか?
『20%以上です。』(08年2月)
と、いうわけで…
私的結論「ペレットを見極める」(次記事)で、ペレット思考は〆ようかと…。
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