暗いからあっち。
何もやる気がしない。
かといって、何もしないでいることが落ち着かない。
でも、何かする気は全く起こらない。
逃れようのないしんどさ。
逃れようが無いから、ずっと寝てたいと思う。ずぅぅ・・・・・っと。
なるほど。 そうして、人は永き眠りについてしまうのか。
しんどいのはごくごく普通、当たり前のこと。
だって、まったく望まない、新たな日常を無理やり過ごすわけだから。
新しい環境は、いつでも何でも誰でもしんどい。
あるはずのものが無い空間。
変わる景色、変わるリズム、変わらざるを得ない自分。
変わらない仕事、ウサギ、人間。
自分のフリをするしんどさ。
重い体を引きずり引きずりしながら、それでも10日を過ごせた。
病気や多忙やなんやじゃない。
誰だって、不意に、望まない新たな日常を歩かされる事がある。
逃れようのないしんどさを抱えながら…。
そ、今は、コレで普通、普通だ。
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